株式会社NTTフィールドテクノ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:桂一詞、 以下 NTTフィールドテクノ)では、インフラ維持・管理のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化に向けて、画像データを用いて AIによる台帳整備・劣化診断を行うクラウドサービス ”Audin AI” (オーディン エーアイ)を提供開始していたところですが、このたび広島県府中市さま の 「道路小付帯施設※1調査業務」 にて、本サービスをご活用いただくことになりましたのでお知らせいたします。※1: カーブミラー、ガードレール 等道路周辺に設置される市が管理する構造物を指します

1.道路小付帯施設調査業務の概要

 カーブミラーやガードレール等の設備は、道路を通行する車両・自転車歩行者等の通行空間の安全性を高め、交通事故防止を図る重要な施設です。「道路小付帯施設調査業務」は、府中市内のこれらの設備の設置位置や状態の調査を行い、電子台帳化を行うことで、管理業務の効率化や劣化度の把握による修繕計画の検討・策定を行い、修繕を実行することで、安心安全なまちづくりの構築を図る目的で実施されます。

2.“Audin AI” サービスの活用について

 “Audin AI” サービスは、NTTフィールドテクノが保有している画像データ と 劣化診断AIを組み合わせることで、社会インフラ設備に関わる設備台帳のデジタルデータ化、並びに劣化診断結果(道路構造物の錆、路面塗装の剥離、路面のひび)についてポータルサイト上でレポートするサービスです。

道路小付帯施設調査業務では、”AudinAI” サービスの ”道路構造物” メニューを活用いただくことで、府中市さまの目的に資する電子台帳化を実現します。

<実施イメージ>

3.今後の展望

 NTTフィールドテクノは、今後も “Audin AI” を用いて地域の社会インフラ設備点検の省力化に貢献するとともに、AI の拡充による設備種別の追加や蓄積したデータの活用拡大などにより社会インフラ設備の維持管理、修繕に関わる自治体の更なる DX 化の支援をしてまいります。

また、本サービスを広く展開することで、地域の自治体の皆さまと協働し、安心安全な地域社会の実現に貢献してまいります。

 府中市さまの今回の業務で設備の電子台帳整備を行う中で、オープンデータや市で管理されている他の設備情報・統計情報などとの掛合せ分析によるガードレール・カーブミラー等の交通安全設備の最適配置提案など、単純なデジタル化に留まらない新たな利用シーンも見えてきているところです。

 そのようなデジタルデータの新しい利用の仕方も含めて、本サービスとその活用方法を広く展開することで、地域の自治体の皆さまと協働し、安心安全な地域社会の実現に貢献してまいります。

本件に関するお問合わせ先

 株式会社NTTフィールドテクノ

 ビジネス推進部 ビジネス推進部門 ビジネスコーディネート担当

 Mail: audin_ai_info@west.ntt.co.jp

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