東日本大震災とそれにともない発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故から、まもなく13年。
国際環境NGO FoE Japanはこれまで、福島原発事故と向き合い、被害者の権利確立のために取り組んできました。各地の脱原発運動とつながりながら、原発のない持続可能なエネルギー社会を目指すプロジェクトをこれからも継続できるよう、3月1日(金)から4月26日(金)までの約2ヶ月間、目標金額500万円のクラウドファンディングに挑戦します。

クラウドファンディング詳細・ご支援はこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/740978

東日本大震災とそれにともない発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故から、まもなく13年が経とうとしています。あの日発令された「原子力緊急事態宣言」は今も解除されておらず、いまなお多くの人々が避難生活を続けています。

国際環境NGO FoE Japanは、福島原発事故と向き合い、被害者の権利確立のために取り組んできました。原発の真のコストを明らかにし、各地の脱原発運動とつながりながら、原発のない持続可能なエネルギー社会を目指しています。これまで支援者のみなさまのご寄付に支えられて運営を続けてきましたが、事故から月日が流れて関心が薄れる中、活動継続のための運営費用や、新たな映像や資料の制作、広報費用などの資金が不足しているため、クラウドファンディングに挑戦することとなりました。

原発のない安全で公正な未来に向けて、今後も活動を続けることができるよう、ぜひあなたのお力を貸してください。一人でも多くの方に仲間になっていただくことが、私たちにとって大きな支えになります。どうかよろしくお願いいたします。


クラウドファンディング概要】

【動画で見る FoE Japanの脱原発プロジェクト】

【原発ゼロを目指すFoE Japanの取り組み】

1. 事故被害の風化を防ぐ

2020年より、事故被害を「見える化」し、国際的に情報を発信していく「ふくしまミエルカPROJECT(https://311mieruka.jp)」で事故によって避難、帰還、居住を継続している人たちなどのインタビュー映像や、事故被害やエネルギー政策をめぐるデータなどを集めた特設サイトを作成。また年に一回、原発をめぐる状況をわかりやすくまとめた冊子「福島の今とエネルギーの未来(https://foejapan.org/issue/20230428/12579/)」の発行や、国際シンポジウムの開催などを行っています。

2. 被害者の権利を守る

2012年に立ち上げた「福島ぽかぽかプロジェクト(https://foejapan.org/issue/tag2/pokapoka/)」では、一時的に放射能汚染が少ない地域に子どもたちを受け入れる「保養」に取り組み、これまでに5200人の福島の親子にご参加いただきました。また、福島の若者の国際交流、母親たちが原発事故の体験を語るような場づくり、原発事故について親子で考える交流会、水俣・長崎の学習ツアーを実施し、公害や原爆経験を「語り継ぐ」ことの大切さについて参加者が考えるきっかけづくりを行っています。

3. 原発回帰政策の撤回を求める

昨年閣議決定された「GX基本方針」および国会で成立した「GX脱炭素電源法」によって、日本政府は事故リスクの高い老朽原発の稼働を認め、新設や増設、建て替えを認めるという原発回帰政策を進めることとなりました。FoE Japanは「福島原発事故の教訓を踏みにじり、将来に禍根を残すものだ」と強く抗議し、経済産業省へ要望書を提出するなどして撤回を求めています。

【団体紹介】

FoE Japanは、世界73ヵ国ネットワークを有する国際環境NGOです。 気候変動や森林破壊、大規模開発による環境・人権問題、脱原発・脱化石燃料など、幅広く政策提言活動を行っています。「日本の政府、企業、私たちの生活が関わって起きる問題だからこそ、私たちの力で解決したい。」この思いを大切に、環境・人権問題の現場の声を可視化してうねりを起こし、社会の仕組みを変え、公正で持続可能な社会の実現を目指します。

【問い合わせ先】

認定非営利活動法人 FoE Japan

173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9 tel: 03-6909-5983

mail: todoroki@foejapan.org(担当:轟木)

配信元企業:認定特定非営利活動法人 FoE Japan

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