トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、同クラブとの契約延長に応じる見込みであるようだ。2月28日イギリスメディア『フットボールインサイダー』が伝えている。

 現在31歳のソン・フンミンは、2008年にハンブルガーSVのU-17チームに加入。母国である韓国への帰国を経て、2010年1月にトップチームへと正式に移籍を果たすと、2013年6月からはレヴァークーゼンの一員としてプレーし、ブンデスリーガを代表するアタッカーに成長した。2015年8月にはプレミアリーグトッテナムに加入。移籍初年度から主力に定着すると、これまでの在籍9シーズンで公式戦395試合出場157ゴール79アシストの成績を残している。

 トッテナムとの現行契約が2025年6月に満了を迎えるソン・フンミン。世界的なトップ選手の流入が相次ぐサウジアラビアからの関心も報じられる同選手だが、『フットボールインサイダー』によると、ソン・フンミンは中東からの巨額オファーを拒否する意向であると関係者に伝えているようだ。

 また、ソン・フンミンは今シーズンからクラブを率いるアンジェ・ポステコグルー監督のもとでのプロジェクトに満足している様子で、契約延長に前向きな姿勢である模様。トッテナム側も新契約合意に自信を持っていると報じつつ、近々正式な交渉が始まる予定だと主張した。

トッテナムに所属するソン・フンミン [写真]=Getty Images