岡崎紗絵

「愛も、自分も、見る目もない」──。放送中のドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)には、何とも意味深なキャッチコピーが踊る。同作のヒロインを務める岡崎紗絵の演技も好評だ。

最近、テレビで岡崎を目にすることが多いが、なぜこれほどオファーが増えているのか…。

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■結婚に憧れを持てないヒロイン

『アイのない恋人たち』は、恋愛観や家族の問題を抱えるアラサー男女7人が出会い、恋愛に葛藤する物語。SNSやアプリで人と繋がりやすくなった時代ゆえに感じる孤独や不安をリアルに描いている。

3回会った女性とは連絡を絶ち、他人に愛されることから逃げる主人公を福士蒼汰が演じ、岡崎はそんな彼とマッチングアプリで知り合ったブックカフェの経営者役で出演。結婚に憧れを持てず、恋愛を諦めた女性を演じ、ネット上でも好評だ。

 

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■話題のドラマに多数出演

岡崎は2012年の『ミスセブンティーン2012』で広瀬すずらと共に選ばれたのを機に、モデルとして活動。16年からファッション雑誌『Ray』の専属モデルを務めている。

近年は女優としての活動も好調だ。2021年の『教場II』(フジテレビ系)や22年の『ナイト・ドクター』(同系)、23年の『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)など、話題のドラマに多数出演。

今作では晴れてゴールデン・プライム帯ドラマで初のヒロイン役に抜擢された。

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■「カメレオン女優」として高評価

なぜ、これほど女優として引っ張りだこなのか。あるテレビ局関係者は、近年業界内でも岡崎の演技は高く評価されていると話す。

「演じる役の幅広さには目を見張るものがあります。21年の『教場II』では妊娠中の警察学校の生徒、22年の『ドクターホワイト』(フジテレビ系)では脳に重い病気を抱える女性、昨年の映画『緑のざわめき』では執念深いストーカー役と、全く異なるキャラクターを演じました。表情豊かで、滑舌も良いので、岡崎さんの演技は受け入れられやすいと思います」(テレビ局関係者)。

幅広い役を演じ分ける「カメレオン女優」として評価されているようだ。

 

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■「イメージと違う」性格に周囲も驚き

演技力に加えて、現場での細かい評判も良好だ。「モデルとしてランウェイを歩く姿からクールな印象が強いかもしれませんが、実際は誰に対しても明るく気さくな性格です。共演者ともすぐに打ち解けて、彼女の周りには自然と人が集まる印象です。また、どんなにハードな撮影でも愚痴を吐いたり、イライラせず、笑顔を絶やさないので、男女問わずスタッフからも好かれています。いい意味でイメージと違う彼女に驚くスタッフも多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

この辺りも、オファーが絶えない理由の一つだろう。これからも、岡崎は女優としてスターダムを駆け上がっていくに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

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