バージル”の名で活躍したWWEの元プロレスラーマイケルジョーンズが死去した。61歳だった。ここ数年は、認知症や度重なる脳卒中など深刻な健康問題を抱えていたというマイケルが、2月28日に帰らぬ人となったことを米ゴシップサイト・TMZが伝えている。

ザ・カウントとして知られるレフリーのマーク・チャールズ3世も、フェイスブックマイケルの訃報を伝えた。

「私の親愛なる友たち、バージルビンセントソウルトレインジョーンズとして知られ、愛された、最愛のマイケルジョーンズが亡くなったというジョーンズ家からの知らせを深い悲しみと共に伝える」
バージルは今朝病院で安らかに亡くなった。彼と彼の家族のために祈って欲しい。彼の思い出が永遠でありますように!」

マイケル1985年チャンピオンシップレスリング・アソシエーション(CWA)でプロレスラーとしてデビューを果たし、ヘビー級王座を獲得、またロッキージョンソンタッグ王座にも輝いた。

その後、当時世界レスリング連合(WWF)として知られていた現WWEに移り、“ミリオン・ダラー・マン”テッド・デビアスのボディガードとして参戦した後、1991年レッスルマニアVIIでデビアスと対決、同年のサマースラムで破った。

WWEに10年ほど所属した後、ビンセントの名でワールド・チャンピオンシップレスリングWCW)やニュー・ワールド・オーダー(nWo)で活躍。さらに2010年には、デビアス・ジュニアのボディーガードとしてWWEに復帰していた。

WWEは、マイケルの訃報を受けて、「WWEのファンにはバージルとして知られたマイケルジョーンズが亡くなったことを知り悲しみの中にあります」「ジョーンズの家族や友人、ファンにお悔みを申し上げます」と声明を発表している。