バルセロナナイキとの決別報道が浮上している。スペイン『スポルト』が報じた。

1998年からナイキユニフォームとともに歩むバルセロナ。2016年にはナイキとの契約を2028年まで延長したが、数カ月前から不信感を抱き、新たなサプライヤーを模索しているという。

そのなかで、プーマから強い関心が示され、1シーズンあたり1億ユーロ(約162億5000万円)を上回る額の提示を受けているようで、額は8500万ユーロ(約138億2000万円)のナイキを上回る。

事業規模を縮小中との報道もあるナイキとは最近、話し合いの場がもたれたが、良い感触を得られず。最終決断は3月中になされるとみられるが、早ければ来週にも下される可能性もあるそうだ。

だが、バルセロナの選択肢はプーマだけにあらずのようで、会長を務めるジョアン・ラポルタ氏は『RAC1』で独自ブランドの立ち上げ案を明らかにしており、それが第三の道としてある模様だ。

バルセロナではバルサ・ライセンス&マーチャンダイジング(BLM)を子会社にグッズなどを製造&販売。そのBLMを介して大手多国籍企業と提携し、シャツの製造&販売の絵を描くようだ。

それが実現すれば、シャツの販売利益がすべてバルセロナに。生産と流通にかかるコストこそ負担しなければならないが、財政面で問題を抱えるチームにとって新たな収入源となる。

ユニフォームの議論は2月28日に行われた取締役会の大部分を占め、独自ブランドで意向が強かったそう。バルセロナユニフォームを巡る話はナイキとの契約問題も含め、今後も注目だ。

CL・ELは決勝Tに突入!
パリvsソシエダ、インテルvsアトレティコなどWOWOWで生中継
>放送予定など詳しくはこちら