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昨日2月29日ニコニコ生放送で生配信されたNARLOWの特別番組「NARLOW生出演 新生NARLOWドキュメンタリー作品初公開スペシャル特番」。この中でメンバーが音楽プロデューサー・松隈ケンタに生電話し、楽曲提供を直接オファーした。

【写真】音楽プロデューサーの松隈ケンタ

BiSパン・ルナリーフィとムロ葉菜子、元LADYBABYのイケダナナ、元NMB48の河野奈々帆といったアイドル経験者を中心とした6人組ガールズグループNARLOW。彼女たちはプロデューサーの解任というセンセーショナルな出来事を受け、ステージデビューより歌い込んできた楽曲と決別し、1月27日に東京・WWW Xで開催した単独公演「鼓動」より、メンバーを中心に歌詞や振付を作り上げる新たな制作体制に移行した。ニコニコ生放送の特番では、新体制移行が発表された日から単独公演までのメンバーの軌跡を追ったドキュメンタリー作品「Documentary of NARLOW 煌めく灯火に為ろう」が公開され、メンバーも視聴者とともに映像を鑑賞した。

その後、ファンからの応援メッセージを生電話で受け付けるコーナーが、メンバーから関係者に電話をかけるという趣旨の企画に発展。その中で松隈に電話をかける流れになった。メンバーのうちパンとムロは、松隈がサウンドプロデュースを手がけていたBiSの元メンバー。このことから、メンバーは新たな体制になったNARLOWへの楽曲提供を熱望する形でオファーした。

しかし松隈は「NARLOWは売れてるの?」と冗談も織り交ぜつつ「大人の事情もある中で、メンバーが手順を踏まずに依頼をしてきても難しい」と厳しい言葉を口に。現場が静まり返り、緊張感ある空気が続く中で、「もう売れているグループにしか曲を書かないのか」とパンが唇を噛みしめるように口火を切り、メンバー自ら作詞や振付を手がける制作体制が形になってきていること、そして松隈の楽曲で人生が変わった自身の経験や感謝を語りながら「絶対に松隈さんの曲を歌いたい」と涙を流して食い下がった。またムロも「いつかNARLOW武道館が完売をするときに、松隈さんの曲を歌いたい」とコメント。その結果、メンバーの熱量に押される形で、後日楽曲提供を交渉する時間が約束された。

また番組内では、3月20日に行われる東名阪ツアー「Road to Zepp Shinjuku FIRST ONE MAN TOUR 2024『Kill the Grim Reaper』」東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演にて、メンバーのイケダのデザインによる新衣装が公開されること、「Documentary of NARLOW 煌めく灯火に為ろう」がYouTubeにて全編無料公開されること、この作品の未公開映像を含むBlu-rayが受注生産で販売されることも発表された。

このほか、3月のライブにて新曲2曲が初披露されることも決定した。1つは東山智有が楽曲提供し、メンバーの山下うみが作詞、同じくメンバーの河野奈々帆が振付を担当した楽曲で、もう1つは蝶々Pが楽曲提供し、パンが作詞、BiSの元メンバーで今は振付師として活躍するカミヤサキが振付を手がけたナンバー。さらに、NARLOWのオリジナル楽曲をニコニコ動画ボーカロイドバージョンとして公開し、メンバーが人気ボカロ楽曲の“歌ってみた“や“踊ってみた”動画にチャレンジするボカロ企画もスタートする。

Road to Zepp Shinjuku FIRST ONE MAN TOUR 2024 “Kill the Grim Reaper”

2024年3月20日(水・祝)東京都 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
2024年4月14日(日)大阪府 SUNHALL
2024年4月29日(月・祝)愛知県 RAD HALL
2024年6月3日(月)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)

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