医療的ケア児・重症心身障害児の家族は、「医療機器があったり、免疫力が低く感染症も悪化しやすく、スタジオで撮影するのは気が引けてしまう。」「服薬や病気のせいで眠ってしまったり、目が開かないもしくは開眼しっぱなしの状態や、フラッシュでてんかん発作が起きたら困るなど、そんな事情を良く知らない人はどう思うのだろうと考えてしまう。」など、フォトスタジオでの記念撮影から気持ちが遠のいてしまう方も多くいます。

この度、NPO法人ソルウェイズが運営する多機能型重症児者デイサービス モアナに、カメラマンに来ていただき、家族写真を撮影できる「ソルウェイズ写真館」(完全予約制)を開催します。

ソルウェイズ代表の想い

私には4人の娘がおり、長女次女は医療的ケアが必要な重症心身障害児です。
私のスマホは、4人の娘たちの小さい頃の写真データでいっぱいです。
最近のスマホは性能も良く、綺麗な写真が撮れますね。
でも良く見ると、娘一人一人の可愛い写真はあるけれど、家族みんなが揃った写真が一つも見当たりません。
記念に残しておきたい成長の節目の写真、100日や七五三、卒入学の写真は、全部、自分なりに部屋を飾り付けして可愛い衣装を着せて撮影しています。





どうしても、医療機器があったり、免疫力が低く感染症も悪化しやすいとなると、スタジオでプロの方に撮影してもらいたい気持ちがあっても、気が引けてしまいました。
服薬や病気のせいで、眠ってしまったり、目が開かない、もしくは開眼しっぱなしの状態や、フラッシュでてんかん発作が起きたら困るなどの制約は、そんな事情を良く知らない人がどんなふうに思うだろうと感じると、余計に記念撮影から気持ちが遠のいてしまっていました。

でも、そんな気持ちでいるのは私だけではなくて、こうした子どもを育てているご両親は多いのでは無いのかなと思っています。

周りに気兼ねなく、気持ちも建物もカメラマンもヘアメイクさんもみーんなバリアフリーで、
「寝っちゃったー!ごめん!起きたら撮影していい?」
おむつ汚れてるー!変えていい?」
「注入の時間だー!お湯ください!」
と気兼ねなく言えるような環境で、パパ、ママ、きょうだいみんなが楽しんで、今日のこの日の思い出を写真に切り取ることができる「ソルウェイズ写真館」です。

NPO法人ソルウェイズ共同代表理事 運上佳江)

日時

2024年3月24日(日)11:00-16:00
※完全予約制

場所

多機能型重症児者デイサービス モアナ札幌市北区新琴似9条5丁目3-16)
※駐車場あり
バギーのまま室内に入ることができます料金

料金

写真撮影 3,000円/1組(撮影は15分ほど)
看護師で写真家の方にカメラマンとして来ていただきます。
オプション
1.ヘアセット(子ども) 500円
2.ヘアセット(大人) 3,500円お申し込み

予約

【完全予約制・先着順】
https://coubic.com/aeria/3104154

主催

NPO法人ソルウェイズ

医療的ケアのある重症心身障害児を在宅で介護しているお母さんたちが集まり、子どもたちの居場所を作りたいと、2017年に立ち上げた団体です。
「生まれ育った地域でどんな重い障がいがあっても生きる」という法人の理念のもと、障害児者もそのご家族も、地域の中で安心して生活できていける社会づくりを目指して活動をしております。
重症児デイサービス、生活介護、訪問看護、居宅介護などを運営しています。

NPO法人あえりあ

医療・福祉・介護の有資格者と、サポートが必要な方々(障がい児者、持病のある方、高齢者、介護者、妊娠・育児中の方、被災者、その方々が対象となっている団体・法 人等)、医療・福祉・介護の資格取得予定者に対し、オンライン・オフラインを問わず必要な支援を 企画・運営する活動をしています。
公的制度のみでは満たしきれないニーズに対し、医療・福祉・介護の有資格者が地域で活躍することで、助け合い支え合える社会を目指します。


【お問合せ先】

イベントに関するお問合せ
▶︎NPO法人あえりあ 代表理事 高橋亜由美
メール:contact@aeria-npo.org

取材に関するお問合せ
▶︎NPO法人ソルウェイズ 共同代表理事 運上佳江
 メール:mail@solways.or.jp

▶︎NPO法人あえりあ 代表理事 高橋亜由美
 メール:contact@aeria-npo.org

配信元企業:特定非営利活動法人 ソルウェイズ

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