BRTひこぼしラインで4月に運行開始。

4月運行開始

JR九州は2024年2月28日BRTひこぼしライン日田彦山線BRT)に、中型バス車両1台を新たに追加投入すると発表しました。

同社によると、BRTひこぼしラインは2023年8月28日の開業以降、延べ5万人を超える「大変多くのお客様」が利用しているといいます。この好調な状況を受け、中型ディーゼルバスのいすゞエルガミオ」を1台追加するということです。

BRTひこぼしラインは、「おりひめの羽衣」をイメージした躍動感あふれるデザインとともに、地域の魅力を車両ごとにカラーで表現しています。

これまで「しゃくなげ」「棚田」「水郷」「やまなみ」「ゆず」「あやめ」「青空」の各カラーバージョンが投入されてきましたが、今回新たに「ひこぼしブラウン」が仲間入りします。

JR九州によるとこの「ひこぼしブラウン」カラーは、沿線の歴史・文化・豊かな大地をイメージしたほか、日田彦山線(鉄道)のラインカラーであるブラウンをまとうことで、同じ日田彦山線としての一体感も表現したといいます。

内装は、他の車両と同じく「ひこぼし」を散りばめたオリジナルデザインのシートモケットを、外装に合わせた色合いで用意するほか、床材も明るくぬくもりのある木目調とします。

バスはノンステップ車両で、定員56人、座席28席(運転士含む)です。3月末から試運転を始め、4月9日の添田駅12時47分発(日田行き)の便から運行を開始する予定です。

「ひこぼしブラウン」カラーのイメージ(画像:JR九州)。