奥嶋ひろまさ氏による人気コミック「ババンババンバンバンパイア」の実写映画化とテレビアニメ化が同時決定した。実写映画は、松竹とテレビ朝日の共同制作により、2025年に松竹配給で全国公開。テレビアニメは、テレビ朝日系で25年に放送を予定している。

別冊少年チャンピオン」(秋田書店刊)の2021年11月号から連載を開始した同作は、ぶっ飛んだ設定と一度読んだら抜け出せない中毒性のある世界観、浮世離れした美形でありながらどこかおバカな蘭丸をはじめとする愛すべきクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリー展開に虜になるファンが続出。マンガ通の麒麟・川島明も絶賛し、各メディアで取り上げられSNSを中心に話題沸騰の“バンパイアラブコメ”だ。

老舗銭湯で住み込みバイトをする森蘭丸。彼の正体は450歳の吸血鬼。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯の一人息子・李仁(15歳)の童貞を守り続けている。ところが、思春期を迎えた李仁に異変発生。同じクラスの女の子に一目ぼれしてしまったのだ。「李仁くんの童貞は絶対死守!! 恋をさせてはなるものか!!」。蘭丸、決死の“童貞喪失阻止作戦”が幕を開ける。

昨年12月の単行本6巻発売時に「メディア化決定」との発表があり、ファンの間では「楽しみすぎる!」「アニメでも映画でも嬉しい!」「動く蘭丸様!?」など歓喜の声とともに続報に注目が集まっていた。原作の奥嶋氏は、描き下ろしイラストとともに、以下のコメントを発表している。

【奥嶋ひろまさ(原作)】

まさかまさかのアニメ化&実写映画化でございます。
未だに信じられません。
しかし面白いものにしようと尽力してくださってる全てのアニメ、実写映画の関係者皆さんを100%信じて支持しております。
どうか楽しんで作って下さい!!
読者の皆様、私と一緒に漫画、アニメ、実写映画、どれが一番面白いか曇りなき眼で全部観てみましょう!!
私も負けないよう頑張ります!!

描き下ろしイラスト (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022