「チヌーク」の低空飛行はかなりの迫力。

第109飛行隊のヘリコプターが「匍匐飛行訓練」を実施

陸上自衛隊・高遊原分屯地は2024年2月27日、第109飛行隊の輸送ヘリコプターCH-47「チヌーク」が匍匐飛行訓練を実施したと発表。公式X(旧Twitter)で訓練の映像も公開しました。

匍匐飛行(NOE)は、敵のレーダーで探知されないように、山や谷に沿って超低空を飛ぶことを指し、地形追従飛行とも呼ばれます。基本的に前線に近い危険な空域で行われることが多く、激しい戦いが続くウクライナでも、ウクライナロシア両軍のヘリコプターが匍匐飛行を多用しています。

公開された映像を見ると、CH-47が谷間に沿って飛行している様子が確認できます。CH-47は大型の機体ということもあり、匍匐飛行はかなりの迫力です。

陸上自衛隊のCH-47JA輸送ヘリコプター(乗りものニュース編集部撮影)。