妻キャサリン妃の腹部の手術をうけ、しばらくの間公務を離れていたウィリアム皇太子。先月から公務に復帰をしたが、この度訪れた先では、妃の回復を願って花束を受け取ったようだ。

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 Peopleによると、ウィリアム皇太子は現地時間2月29日ロンドン中心部にあるユダヤ教の礼拝所ウェスタン・マーブル・アーチシナゴーグを訪問。ここで妃への花束を受け取ったそうだ。本来なら1月27日ホロコースト犠牲者を想起する国際デー近辺に訪れることを予定していたが、キャサリン妃の入院で延期されていた。

 「皇太子は、予定を延期せざるを得なかったことを申し訳ないと言ってくれましたので、私からも、妃の早期回復を願って想いを込めた花束とカードを贈りました。彼は感激していたようです」と、ホロコースト教育基金のCEOカレン・ポロックが話している。

 皇太子シナゴーグ訪問は、ユダヤ人差別が広まっていること、そして中東で非人道的行為が行われていることを受けてのものだったそう。この日は、基金で憎悪やユダヤ人差別反対を広めるアンバサダーとして働く若者や、94歳のホロコースト生存者レネー・ソルトと面会したそうだ。

 王室では1月17日キャサリン妃が腹部の手術を受けたことを発表。手術はあらかじめ予定されていたもので、成功を収めたとし、14日程度入院した後、自宅で療養を行い、公務復帰は4月のイースター後になる見込みだとしていた。

 妃の容態については、特筆すべきことが起きない限り、追加で公表することはないとしていたが、ネット上で憶測が飛び交っていることを受け、妃の体調は良好であると広報担当者が改めて発表。「当初から、皇太子妃がイースター後まで公務に戻らないこと、そして王室では特筆すべきことが起きない限り正式発表は行わないことを明確にしていました」を釘を刺していた。

ウィリアム皇太子、公務中妻キャサリン妃への花束を受け取る (C)Zeta Image