株式会社ジャパネットホールディングス(本社:長崎県佐世保市、代表取締役社長 兼 CEO:高田 旭人)のグループ会社で商品の配送・設置サービスを担う株式会社ジャパネットロジスティクスサービス(本社:長崎県佐世保市/代表取締役社長:上田 裕一郎)は、設置品質のさらなる強化を目的に設置品質競技大会(以下:本大会)を開催いたしました。


■過去最多250名が実技を競い合う大会

本大会は、全国各地の設置協力会社の作業員が集まり、エアコン設置工事・大型配送の2部門において技術を求める実技審査と知識を問う筆記試験の合計点を競います。

大会テーマは「ジャパネット設置品質の更なるシンカを目指して」。シンカにはサービス体制の『進化』、プロとしての技の『深化』、人間力の『真価』の3つの意味があります。知識や技術はもちろん、お客様への応対力も審査の対象となり、「お客様のワクワクに想いを乗せて商品と応対の感動を届ける」というジャパネットロジスティクスサービスの想いを込めた審査内容となります。7回目となる今回は、株式会社ジャパネットロジスティクスサービスの従業員と、協力会社各社から、過去最多となる250名が参加しました。

切磋琢磨する場を設けることで、設置作業員全体の設置品質の向上につなげています。

■エアコン設置工事の部

今年、審査課題としたのはエアコン移設工事です。

「直前まで冷房運転しており、室内機ドレンパンに水が溜まっている」「室内機据付場所の下に動かせないテレビ台がある」というシチュエーション設定のもと、注意するべき項目が多い中で取り組みました。

訪問時から設置後のお客様への説明までのすべてが審査対象となり、エアコンの設置技術はもちろん、細かい配慮と応対力、丁寧な技術が求められました。

「エアコン設置工事の部」優勝は有限会社東和電業の衛藤さん。設置現場を見て、最適な設置方法の提案をする応対力、その提案通りに品質高く設置できる技術力が高く評価されました。


■大型家電配送の部

今回の大会では2名1組で大型冷蔵庫の設置競技を実施しました。搬入経路には回り階段と呼ばれる180°の折り返しがある階段を通す必要があり、非常に高い搬入技術が求められる競技となりました。

搬入経路や冷蔵庫へ傷をつけない為の養生技術や、安全に作業を進める上で必要な作業員間の声掛け、お客様に対する丁寧な応対力が今回の審査対象となりました。

不安を感じさせない安心できる搬入技術と、お客様に寄り添った高い応対力が評価され、株式会社AND MOREの高崎さんと杉本さんペアが優勝されました。


■人手不足解消につなげる取り組み

労働時間に上限規制が設けられる働き方改革関連法の施行により、物流・運送業界ではドライバー不足とそれに関する諸問題(2024年問題)が懸念されています。1人1人の設置品質を高く保ちながらも、各作業員への負担を最小限にできるようジャパネットロジスティクスサービスでは業務効率のアップドライバーの稼働時間最適化を中心に改善の取り組みを進めております。

■再配達率8%以下へ

ジャパネットでは一部商品を除き、基本的にご注文時に日時指定を承ります。また、発送時にご案内メールを送り、再通知を行うことで再配達率が減少しています。


■経由地を減らして配送ルートをスリム化

これまで1つの商品をお届けするまでに2~3の経由地が発生していたルートを見直し、設置作業員に直接届けるルート配送を実施。経由地での積み直しが減るため運送破損率もさがり、お客様宅で設置ができなくなるケースを減らすことに成功しました。物流拠点は全国4か所に設け、長距離を避け、中・近距離でお客様の元へお届けできるようにしています。

また、作業員からのフィードバックを受け、設置時に強度の問題などで不備が発生しやすい部品に関しては商品開発段階から改善を行っています。


■作業時間が50%減少 作業員専用アプリ」

現場訪問する作業員の余計な負荷を減らし、お客様対応に集中していただくために、スマホ端末にて各作業員が使用するアプリを自社で開発しました。設置予約日時の管理はもちろん、標準工事範囲を超えて追加工事料金がかかるケースはマスタ化されており、お客様に分かりやすく正確に見積もり・領収書発行までを行うことができるような機能も搭載されています。個人で管理する負担・調べる手間を減らし、個人の負荷とミスの軽減につながっています。

導入以降、作業員による情報確認作業時間が50%減少し、当社と作業員の間での問い合わせは57%減少しました。


配信元企業:株式会社 ジャパネットホールディングス

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