吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第9回「遠くの国」が3月3日(日)に放送される。

【写真】どこかへ連れていかれる毎熊克哉“直秀”ら散楽一座

■大河ドラマ「光る君へ」とは…

大石静が脚本を務める同ドラマは、平安時代を舞台に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。主人公・紫式部(まひろ)を吉高、紫式部の生涯のソウルメイト藤原道長柄本佑が演じる。

また、道長の嫡妻・源倫子役で黒木華まひろの夫・藤原宣孝役で佐々木蔵之介まひろの父・藤原為時役で岸谷五朗、道長の父・藤原兼家役で段田安則らが出演。語りを伊東敏恵アナウンサーが務める。

■これまでの放送では――

倫子たちの間では、道長らが活躍した打きゅうの話題で持ち切り。しかし、偶然斉信(金田哲)らの心無いやりとりを聞いたまひろは、心中穏やかでない。

そんな中、宮中で兼家が倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のおはらいが行われるが効果はなく、道長ら兄弟が看病にあたる。

一方、為時を訪ねて道兼(玉置玲央)がまひろの家に突然現れる。母のかたきと対峙(たいじ)することになったまひろだったが…。

■第9回「遠くの国」あらすじ

東三条殿に入った盗賊の正体は直秀(毎熊克哉)ら散楽一座だった。直秀らは道長の命で検非違使(けびいし)に引き渡される。

一方、直秀らの隠れ家を訪ねていたまひろは盗賊仲間と勘違いされ、獄に連行されてしまう。

宮中では、花山天皇(本郷奏多)と義懐(高橋光臣)の関係が悪化し、代わって道兼が信頼を得始めていた。その頃、兼家を看病する詮子(吉田羊)を思いもよらぬ事態が待ち受けていた。

――という物語が描かれる。

■投獄された直秀らの運命は?

公式ホームページの予告動画では、放免に「歩け!」と言われながら獄に連れていかれるまひろの姿や、「どこに向かった!」とものすごいけんまくで何者かに問いただす道長の姿などが映し出されている。

また、花山天皇が道兼と向き合い「おまえはわかってくれるのか」と話す場面や、道長の従者・百舌彦(もずひこ)(本多力)とまひろの従者・乙丸(矢部太郎)が並んで走る場面も。

さらに、「余計なことをした」と叫ぶ道長の姿や、意味深な表情を浮かべる直秀の姿なども描かれており、物語が一気に加速していきそうな予告動画となっている。

大河ドラマ「光る君へ」第9回は、3月3日(日)夜8:00よりNHK総合ほかにて放送。

吉高由里子“まひろ”の胸で泣き崩れる柄本佑“道長”/(C)NHK