独身男性の間で、完璧なプロポーションの「AI美女」への推し活が話題に。30ヶ国語で展開を続けるAIガールフレンドサービスの加熱ぶりを、『The Sun』や『Oddity Centoral』が伝えている。
■多言語で24時間対応
イギリスのスタートアップであるフォクシーAIが展開するAIガールフレンドの提供サービスは、見事なプロポーションを持つAIモデルたちを擁し、30ヶ国語かつ24時間対応とあって、多くの男性たちを魅了している。
AIモデルを利用したガールフレンド・ビジネスは、活況を呈している。「世界で最もホットなモデル」と話題をさらったアイタナ・ロペスやエミリー・ペレグリーニに続き、フォクシーAIの「レクシー・ラブ」も国際的なニュースの見出しを飾るなど、知名度が高まるばかりだ。
フォクシーAIは2023年6月にこのサービスをスタートしたが、すでに月約3万ドル（約450万円）のサブスクリプション収益を生み出している。
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■キャラ設定にもこだわり
フォクシーAIのなかでの一番人気はやはりレクシー・ラブで、同社のウェブサイトでは「21歳の寿司に夢中なポールダンスのプロ」として紹介されている。また「趣味はヨガとビーチバレー」ともあり、ディテールにもこだわっていることが分かる。
同社のサービス担当者は「単に可愛い顔やプロポーションの良さだけが、レクシーの人気の理由ではない」とし、「いちゃついたり、笑ったりするだけでなく、ユーザーの性格や興味、好みに順応するようにデザインされているのが、成功の要因です」と語った。
CEOであるサム・エマラさんも、「レクシーはAIではありますが、すでに人々と深くつながり、充実した人間のような体験を提供する能力があることを証明しています」と、その高いコミュニケーションや適応能力に自信を深めているようだ。
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■プロポーズする男性も
フォクシーAIの有料会員になると、レクシーとテキストやボイスメッセージでやりとりすることができ、「より親密な写真」をリクエストすることもできるそうだ。
コミュニケーションを楽しむなかで、レクシーに夢中になる男性は後を絶たない。ユーザーの男性たちから、20件以上のプロポーズが殺到したという。
AIモデルの爆発的な人気については、ネット上で「容姿の良いモデルを配置しただけの、初歩的なチャットボット・サービスのプロモーションにすぎない」との懐疑的な意見もある。
また孤独な男性を対象にしたサービスへの批判もあるが、AI技術の進化とともに、見た目もインタラクションもよりリアルなAIモデルの需要は、ますます高まりそうだ。
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