布団・枕

夜にはぐっすりと眠って、翌日の活動に備えたいと思う人は多いだろう。しかしどれだけしっかりと眠っても、寝足りないと感じる人もいるようだ。

 

■約8割「どんなに眠っても…」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「睡眠」に関する意識調査を実施したところ、全体で80.4%の人が「どんなに眠っても寝足りないと感じるときがある」と回答した。

どんなに眠っても寝足りないと感じるときがあるグラフ

 

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■若い女性に多く

性年代別で見ると、10〜30代の女性が高い割合になっているのが印象的である。

どんなに眠っても寝足りないと感じるときがある性年代別グラフ

一方で男性では若い世代が低い割合になっており、同世代であっても男女間で意識のずれが生じることもあるのかもしれない。

 

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■休日には二度寝

休日には頻繁に二度寝をしているという20代女性は「せっかくの休日なので、どこかに外出しようと考えはするんです。しかしあまりにも疲れているのか、お昼前頃に二度寝をしてしまうことがよくあって…。気がつけば夕方になっていて、なにもしない休日を過ごすのがいつものパターンなんです」と後悔の気持ちを述べた。

人と出かけるときにはきちんと起きているが「人と約束がある日は、きちんと外出できるんですけどね。私はあまり交友関係が広くないので、遊んでくれる友達も少なくて…。そのために予定のない休日が多くて、つい眠ってしまうのでしょう。また二度寝してしまうほど、疲れているのもありますね」と続けた。

 

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■休みの日にも寝ていられない

休みの日にはどこかに出かけるタイプの30代男性は「家でじっとしていられないタイプなので、休みの日でもどこかしらに出かけています。しかも朝も早めに起きて、時間を有効活用しないと気が済まなくて…。活動的だと褒められることもありますが、『たまには休んで』と心配する人もいますね」と語る。

休日の過ごし方は人それぞれだと考えているようで、「自分自身は休日に動き回る生活に慣れていますが、誰もが自分のようにすればいいとは思いませんね。疲れているので寝る人がいても、それも正しい判断だと思います。もう少し若い頃には、友達を無理に連れ回したこともありましたが…」とも話していた。

すっきり目覚めたいのに… 約8割が「どんなに眠っても」感じる負のサイクル