ブンデスリーガ第24節、フライブルクvsバイエルンが1日に行われ、2-2で引き分けた。フライブルクのMF堂安律は77分までプレーしている。

前節アウグスブルクに逆転負けし、5試合勝利のない9位フライブルク(勝ち点29)は、堂安がフラットな[4-4-2]の右MFでスタメンとなった。

一方、ケインの劇的ドッペルパックで前節ライプツィヒを下し、公式戦連敗を3で止めた2位バイエルン(勝ち点53)は、4日後にチャンピオンズリーグラツィオ戦を控える中、主力を起用。負傷欠場のサネに代わってテルが[4-2-3-1]の右MFでスタメンとなった。

主導権争いの序盤を経て12分、フライブルクが先制する。堂安のサイドチェンジを受けたグリフォの左クロスからサライがヘディングシュート。これはGKノイアービッグセーブに阻まれた中、ルーズボールを再びサライがバイシクルシュート。今度はバーに直撃したものの、二次攻撃でボックス手前のギュンターのミドルボレーが見事ゴールに決まった。

さらに16分、ボックス左に侵入したギュンターがフィニッシュに持ち込んで追加点に迫ったフライブルクは、続く22分にもショートカウンターからグリフォが際どいシュートを浴びせて主導権を握っていった。

しかし35分、バイエルンワンチャンスで追いつく。CKの流れからルーズボールをボックス左角のテルが見事なコントロールシュートで決めきった。

追いついたバイエルンハーフタイムにかけては押し込むと、39分にゴレツカがオンターゲットのミドルで牽制。1-1で前半を終えた。

迎えた後半、一進一退の攻防で推移した中71分にバイエルンに決定機。遅攻の流れからバイタルエリアでパスを引き出したミュラーがスルーパス。ボックス中央に侵入したムシアラがシュートに持ち込むもGKアトゥボルの好守に阻まれた。

直後のCKからケインのヘディングシュートでゴールに迫ったバイエルンは、75分に押し切る。ボックス左で仕掛けたムシアラがDFに囲まれながらも圧巻のカットインシュートを決めきった。

失点後、堂安に代えてグレゴリッチュを投入したフライブルクに対し、バイエルンは殊勲のムシアラに代えてウパメカノを投入。5バックとして逃げ切りを図ったが、87分にフライブルクが追いつく。

ロングスローの流れからグレゴリッチュの落としをホーラーが見事な左足ボレーで流し込んだ。このまま2-2で決着。華麗な4ゴールが生まれた一戦は引き分け決着となった。

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