セリエA第27節、ラツィオvsミランが1日に行われ、0-1でミランが勝利した。ラツィオのMF鎌田大地はベンチ入りも出場しなかった。

前節フィオレンティーナに逆転負けした8位ラツィオ(勝ち点40)は、4日後にチャンピオンズリーグバイエルン戦を控える中、インモービレやイサクセンをベンチスタートとし、3トップはカステジャノス、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニで形成した。

対する3位ミラン(勝ち点53)は前節アタランタドローに持ち込まれた。そのミランは翌週にヨーロッパリーグのスラビア・プラハとの初戦を控える中、トモリ、カラブリア、ラインデルスをベンチスタートとした以外は主力を投入した。

互角の攻防を経て8分、ラツイオはベシーノのボレーでゴールに迫るもわずかに枠外へ。

その後は膠着状態が続いた中、ミランがややボールを持つ時間を長していくと、ハーフタイム間際の追加タイムにプリシックのカットインシュートでGKを強襲した中、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半もミランが押し込む流れで立ち上がった中、57分に数的優位となる。ルカ・ペッレグリーニがセルフジジャッジでプレーを切りにかかってプリシックを倒すと、2枚目のイエローカードを貰ってしまった。

そのミランは75分に決定機。カラブリアの右クロスに合わせたロフタス=チークのボレーが枠を捉えたが、GKプロベデルのファインセーブに阻まれた。

直後、イサクセンのチャンスメークからインモービレに決定機があったラツィオに対し、助かったミランは直後にラインデルスの絶妙スルーパスからレオンがネットを揺らしたが、VARでオフサイドとなりノーゴールに。

このまま引き分けやむなしかと思われた終盤の88分、ミランに決勝弾。レオンの左クロスからオカフォーがシュート。これはGKプロベデルにセーブされると、ルーズボールをジルーがプッシュ。DFにブロックされたルーズボールをオカフォーが押し込んだ。

結局、大荒れの試合は追加タイムにマルシッチとゲンドゥージが退場となって8人となったラツィオミランが競り勝ち勝利。

ラツィオバイエルン戦を前に後味の悪い一戦となってしまった。

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