日本労働組合総連合会(以下、連合)は、2月22日(木)、構成組織・単組、地方連合会から約2,000名が東京都内に結集し、「2024春季生活闘争 2.22連合アクションデモ」を実施しました。


 昨年12月1日より、経済・社会のステージの転換をはかるため、連合全体で継続的な賃上げの機運醸成などに向けた社会的なキャンペーンとして、『みんなで賃上げ、ステージを変えよう!』をスローガンに掲げ、2024春季生活闘争における「連合アクション」を展開してきました。


 デモ行進に先立ち、日比谷公園大音楽堂で出発式を開催するとともに、開会前には全国の地方連合会の皆さんから賃上げへの思いのこもったメッセージ動画を上映しました。


 出発式冒頭の主催者挨拶において、芳野会長は「皆さんの思いを結集し、構成組織、地方連合会、連合本部が心ひとつにして、「連合アクションデモ」を行います。「賃上げ」実現に向けた機運をさらに高めるとともに、2024春季生活闘争への思いをさらに強くしていきましょう。」と述べました。


 次に中小労働組合の訴えとして登壇した奈良機械製作所労働組合(JAM)の一木あずさ執行委員長は、『みんなで賃上げ。ステージを変えよう!』のもと、連合・構成組織が賃上げと価格転嫁に一丸となって取り組み、『働くことを軸とする安心社会』に向け、ステージの転換を着実に進めましょう!」と力強く訴えました。


 続いて、非正規雇用で働く組合員の訴えとして登壇した長崎屋労働組合(UAゼンセン)の岡田麻理子中央執行委員は、「パートタイマーの生活者の視点、人材確保、人材定着の観点を基軸にすべての労働条件において、さらなる格差是正が必須であり、物価を上回る賃上げを実現するためにも、パートタイマーの賃上げに全組織が積極的に取り組んでいきましょう!」と力強く訴えました。


 最後に、連合東京の斉藤千秋会長より「街宣を通じて、春季生活闘争の機運を盛り上げ、労働組合づくりを呼びかけ、「ひとりで悩まず相談して」と労働相談に対応し、連合の仲間を増やす運動を展開しています」と地方連合会の取り組みの報告後、がんばろう三唱を行い、参加者全員で「心合わせ」を行いました。


 デモ行進では、デジタルサイネージ車を先頭に、組合員はじめ多くの方々の賃上げへの期待・意気込みなどのメッセージを記載した横断幕を掲げ、日比谷公園大音楽堂から鍛冶橋の交差点まで、「賃上げ」「格差是正」「価格転嫁」などを訴えながら、行進をしました。

 また当日、くらし支援の取り組みとして、食料品、文房具の寄付を受けつけ、参加者から段ボール約10箱分の寄付をいただきました。

                                                 以上

配信元企業:日本労働組合総連合会

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