元プラス・マイナスの兼光タカシ(45歳)が、3月2日に放送されたバラエティ番組「せやねん!」(毎日放送)に出演。先日、SNSで「寝耳に水」とつづったコンビ解散時の状況や、現在の心境を改めて語った。

今回、オール巨人のものまねで「天下一品×ローソン」コラボについてのロケ企画に登場した兼近は「2週間前から急に暇になりまして。相方パンパンや、ホンマに」「ピンになりまして、一発目のロケの仕事が『せやねん!』さん、ありがとうございます。最初の…舞台はありますけど、テレビは『せやねん!』さんが一発目。ありがとうございます」と感謝の言葉からスタート。

天下一品×ローソン」コラボの商品を食べてみた感想を「レベル高い。プラス・マイナスの漫才くらいレベル高い。わっはっはっはっは(笑)。もうおれへんけどな」、釣り堀に移動してのロケでは「フリーザ様ですよ。きょうは新しい相方を釣りに来ましたよ!釣れなかったら…殺しますよ!」と語るなど、ところどころにプラス・マイナス解散の話題を挟みながらロケは進行していく。

そして改めて「いま、お気持ち的に兼光さんはどんな気分なんですか?」と聞かれた兼光は「気分ですか…まあもう…やるっきゃない、って感じですね」とコメント。解散以降、岩橋とは話をしていないそうで、「電話も繋がらない状態やったんですよね。みなさんがXで見ている状況と僕も一緒ですからね」と明かした。  

コンビ解散の話は、岩橋がまずTwitter(X)に投稿していたが、兼光は「それで僕も知りました。あぁ、解散なんや…って。(Xの投稿があったときに)LINEはありましたね。『もう辞めるわ』『今までありがとう ごめん』みたいな」と、まさに“寝耳に水”だったそう。

「予兆みたいなものはあったんですか?」との質問には「それがなかったんで、驚いてますよね、本当に。前日までは普通に劇場で漫才もして、ウケて、おつかれしたー!って帰って。家帰って次の日に、僕もXの投稿見て『ななな何があったんや』みたいな。昨日も機嫌よう漫才やってたのに、なにこの1日…この一晩で何があったんや…みたいな」と、相方としても全くこの事態は予想ができなかったそうで、「切ないですよ。21年やって、奥さんみたいなもんじゃないですか。奥さんと21年結婚しててLINEで『別れよ 頑張って』って終わることなくないですか?」と、率直な胸の内を吐露した。

さらに「岩橋さんとしゃべることになったら、まずは何言うんですか?」との質問には「何言うんやろ…『なんでなん?』」と回答。今後については「とりあえずピンでいただいた仕事を全力で頑張る。目標は、プラス・マイナスのときにもらってたギャラを超える。じゃないともうやってられないでしょ。ギャラを超えて、やっと報われる」と前を向いた。