スクールアイドルグループ・Liella!のメンバーで、声優の青山なぎさが、1st写真集「Nagisa」(集英社)を発売。3月2日に都内で発売記念イベント開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
「ラブライブ！スーパースター!!」葉月恋役でデビューし、「彼女にしたい声優No.1」の呼び声高い青山の待望の初写真集。5日間にわたりニュージーランドで行われた撮影は、鳥と羊が暮らす大自然や世界のセレブが集まる都会で、さまざまな衣装、シチュエーションで行われた。明るくかわいい表情はもちろん、写真集ならではのセクシーな衣装やムードあるカットにも挑戦している。
■ニュージーランドで撮影
これまでも雑誌でグラビアを経験してきた青山。「その時からファンの方に『紙の媒体で写真集を出してほしい』という要望をすごくたくさん頂いていまして、いつか紙の写真集を皆さんにお届けすることができたらいいなってずっと思っていたことなので、本当にうれしくて。絶対にいい作品にして、皆さんの手元に届けられたらいいなと思って、すごくワクワクしていました」と、発売を迎えた心境を語る。
撮影が行われたニュージーランドについては、「事前にニュージーランドがどんな場所かは調べていったんですけど、想像以上に自然が豊かで、私はすごく鳥が好きなんですが、どこを見渡しても鳥の鳴き声がするっていうような、そんなすてきな国でした。撮影は結構ハードスケジュールだったんですけど、動物とか、あとはニュージーランドの現地の方がすごく優しくて、温かい方が多かったので、心が穏やかな気持ちになりながら撮影に臨むことができました」と振り返った。
■お気に入りカットでは“泥臭さ”や“自然体な雰囲気”も
お気に入りに挙げたのは、降り注ぐ夕日の光が当たる中、海辺で撮影されたカットを選択。「サンセットで撮影をさせていただきまして、この写真集のタイトルが『Nagisa』っていうんですが、これが私の名前の青山“なぎさ”から取っていて、この撮影した場所も“渚”と言われる波が打ち寄せる場所で、その3つの“なぎさ”が合わさっているところで、しかもすごく光が、顔の影も入っているし、ちゃんと目に当たっているし、すごくいいなと思って」と理由を明かす。
さらに、「カメラマンさんが『私の横顔がすごく好き』っていうのをたくさん言ってくださっていて、そんなに褒めてくれるんだったら横顔も入れたいなって思っていたら、この写真を撮っていただいて。なので、これは絶対に写真集に入れたいと思っていました」と、さまざまな思いがこもっているという。
「衣装は白で透け感があるんですけど、足下は泥で…。普通のグラビア撮影だとそういう部分はあまり見せなくて、どちらかというと私のきれいな面だけを前面に出していただいているんですけど、写真集ということで、そういう泥臭さだったり、私の自然体な雰囲気も撮っていただけた瞬間がこのページなんじゃないかなと思っていて、すごくお気に入りです」と、写真集ならではのカットだと熱く語った。
■「自分の腹筋、意外にいいかも(笑)」
撮影に備えて体作りに励んだそうで、「パーソナルジムに週3回通って、朝晩自分でストレッチをしたり、家で筋トレをしたりとかいろいろやりました」と回顧。
「やっぱりおなかを出す衣装が多かったっていうこともあり、『自分の腹筋、意外にいいかもしれない』っていう自信を持ちました(笑)」と新たな魅力を発見したという。
また、「腹筋と、あとは肩ですかね。デコルテをいかに美しく見せられるかっていうところは、結構ジムのトレーナーさんとも話し合って、ムキムキになりすぎず、華奢な感じに見えつつも、でも健康体な女性らしい曲線を作ろうっていうことでトレーニングしてました」と、写真集に向けて努力したことを赤裸々に語った。
■Liella!メンバーから「お褒めの言葉を頂きました」
写真集のテーマを聞かれると「もうなんでもありと言いますか、特に最初はコンセプトを決めてなくて。今まであえて露出の多い衣装とか着てこないで、写真集で一気に皆さんにお届けしたいと思ってやってきたので、等身大の私から今まで挑戦したことのない青山までが見られる写真集になっているんじゃないかなと思っています」と自信を見せる。
「本当に写真集だからこそできる写真がたくさん詰まっているので、『なぎちゃんの写真集だから“かわいい系”とか“格好良い系”かな』とか、そういうファンの方の先入観と言いますか、それで入ったら『え？ なんかすごく大胆だし、今まで見たことない表情だね』っていうようなコメントをたくさん頂くことが多かったので、私としては“狙い通り！”っていう感じですね」とうれしそうにファンの反響を報告。
Liella!のメンバーからも「『(普段との)ギャップがすごいね』ってお褒めの言葉を頂きました」と反応を伝え、普段とは違う姿を見せられる写真集になっているとアピールした。
■マルチな人間になりたい
今後の活動については、「肩書きとしては声優になるんですけども、私はどちらかというと声優の中でもグラビアだったり、あとはテレビのリポーターとか、舞台とかミュージカルとか、いろんなことに挑戦させていただく機会も多いので、もちろんアニメやナレーションのお仕事もしっかり基礎を積んで実力をつけていきたいなとは思っているんですけども、声優だけどいろんなことができるマルチな人間になりたいなと思っています」と、これからも変わらずさまざまなことに挑戦したいとのこと。
目標は「今までは役を背負って舞台に立ったり、ライブをしたりすることが多かったので、いつか青山なぎさ自身として舞台に立ったり歌ったりする日が来たらいいなと思っています」と語った。
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