バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、フライブルク戦を振り返った。1日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ブンデスリーガ第24節が1日に行われ、バイエルンはアウェイでフライブルクと対戦。試合開始早々の12分に先制点を許したものの、35分にマティス・テル、75分にジャマル・ムシアラがゴールを決めて逆転に成功した。しかし、試合終了間際の87分に同点弾を許し、2-2のドローで試合を終えた。

 チームを率いるトゥヘル監督は試合後、「無秩序にプレーしたし、あまりにも規律がなかった。自分たちのポジションをとれていなかった。まったく上手くいっていないのに攻撃を仕掛けて、前線でボールを失い、相手のカウンターを招いてしまった」と苦言を呈した。

 さらに「規律に欠けるポジショニングがあり、自滅することもあった。センターバックがサイドバックを追い越す場面もあったと思う。これまでトレーニングしたこともなければ、議論したこともないようなことをやった。気持ちや努力の問題ではなかったと思う」と続け、改めて不満を露わにした。

 続けて「最初の30分間は何も考えずにプレーした挙句、その罰を受けた。後半は大丈夫だったが、結局のところ、良い45分間だけで勝つことはできない」と反省点を口にし、怒りを露わにした。

 なお、バイエルンはこの結果、首位レヴァークーゼンとの勝ち点差は暫定で「7」となったが、さらに勝ち点差を広げられる可能性も残されている。直近の公式戦5試合で1勝1分3敗と低調なパフォーマンスが続いているが、果たして、トゥヘル監督はチームを立て直すことができるのだろうか。

フライブルク戦を振り返ったトゥヘル監督 [写真]=Getty Images