レアル・マドリーは2日、ラ・リーガ第27節でバレンシアとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。

前節セビージャ戦をモドリッチ弾で制し、2位ジローナとの6ポイント差を維持した首位マドリー(勝ち点65)は、ベリンガムが公式戦4試合ぶりに復帰。[4-3-3]の最前線に立った。

9位バレンシア(勝ち点36)に対し、立ち上がりからボールを握ったマドリーだったが、崩せない状況が続くと、27分に失点する。サイド攻撃で揺さぶられた流れから最後はウーゴ・ドゥロにヘッドで流し込まれた。

さらに30分、カルバハルのバックパスをカットされてヤレムチュクにゴールを許し、追加点を献上してしまう。

2点を追う展開となったマドリーは41分、バルベルデのミドルでようやく初の枠内シュートを浴びせたが、GKママルダシュヴィリにセーブされる。

それでもハーフタイム間際の追加タイム5分に1点差とする。カルバハルの右クロスが流れたところをゴール前に詰めていたヴィニシウスが押し込んだ。

1-2で迎えた後半もマドリーが押し込む流れで立ち上がると、54分に同点のチャンス。メンディのクロスを受けたボックス左のベリンガムがシュートフェイントでDFを外しフィニッシュ。だがGKママルダシュヴィリの好守に阻まれた。

すると60分にはピンチ。直前に投入されていたディエゴロペスに右クロスを合わせられる絶好機を許すもGKルニンがファインセーブで凌いだ。

1点差を保ったマドリーはブラヒム・ディアスモドリッチを投入。するとその二人が絡んで76分に追いつく。遅攻の流れからバイタルエリアでモドリッチがパスを受けてスルーパス。受けたボックス右のブラヒム・ディアスのクロスをヴィニシウスがヘッドで押し込んだ。

その後、ディアカビが重傷を負うアクシデントがあった中、追加タイム1分にPKを献上しかけるもウーゴ・ドゥロへのナチョのタックルはノーファウルでPK判定が覆った。

そして試合終了のホイッスルが鳴った直後、ベリンガムのヘディングシュートがネットを揺らすもゴールは認められず2-2でタイムアップ。因縁の一戦は、昨年5月メスタージャで人種差別を受けたヴィニシウスのドブレーテ引き分け決着となった。

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