スポーツキャリアサポートコンソーシアム(以下、SCSC)※(会長:高橋義雄)は、2024年3月2日(土)に、トラストシティ カンファレンス・神谷町にて、Athlete Career Challengeカンファレンス2024を開催しました。

 

 本カンファレンスは、「競技を通じて培われるアスリート人材のチカラを社会へ~中央競技団体、企業スポーツ等におけるアスリートのキャリア開発への取り組み~」を大きなテーマとし開催いたしました。

 スポーツキャリアサポートコンソーシアム高橋義雄会長は開会の挨拶にて、「強化とキャリア支援」ということについて参加者へ伝えました。

 次にスポーツ庁室伏広治長官がビデオメッセージで「キャリア支援の輪が広がっている」ということを伝えました。

 

 その後に4つのセッションが実施されました。セッション1では“アスリートのキャリア開発に関する中央競技団体の取り組み”をテーマに、JOCアスリート委員会委員長/セガサミーホールディングス株式会社の松田丈志氏、公益財団法人日本体操協会 情報医科学アンチ・ドーピング委員会 委員長の立花泰則氏、公益財団法人日本テニス協会 アスリート委員会 副委員長の長野宏美氏、公益社団法人日本ボブスレー リュージュ スケルトン連盟医・科学部長/桐生大学/JOC専任ハイパフォーマンスアシスタントディレクターの清野隼らで熱く議論が交わされました。

 セッション2では株式会社ダイバビリティ総合研究所 代表取締役所長/事業構想大学院大学 特任教授である田沼泰輔氏がファシリテーターとなり、NTTコミュニケーションズ株式会社ヒューマンリソース部 人材・組織開発部門 キャリアコンサルティング・ディレクターの浅井公一氏、トヨタ自動車株式会社 スポーツ強化・地域貢献部 企業スポーツ室 強化・教育グループの山之内克憲氏、株式会社DeNAベイスターズ チーム統括本部 チームディベロップメント部 部長の山根成友氏、元ラグビー選手 NTTコミュニケーションズ株式会社の友井川拓氏、上田竜太郎氏らで、”プロチーム・企業スポーツをもつ企業の取り組み事例”について紹介されました。

 セッション3では” アスリート人材の可能性”をテーマにクロストーク、セッション4では” ACCの活動事例”について、企業事例の紹介やACCの取り組みを語っていただきました。

※スポーツキャリアサポートコンソーシアムは、2017年2月にスポーツ庁委託事業の一環として、アスリートのキャリア形成を支援する体制を整備することを目指して創設されました。本コンソーシアムは、協働と共益の理念に基づき、スポーツ界、教育界、経済界などから団体・法人・個人が参画し、アスリートのキャリア形成を実際に支援するコーディネーターの育成等を行っています。

【当日コメント:SCSC会長 高橋 義雄】

 今年はパリオリンピックパラリンピックが開催され代表選考に漏れた選手、大会終了後には多くのアスリートが引退を迎えることが予想される。

 現役時代から引退後の自分についてしっかり考えていた選手ほど、スムーズに引退後の人生に進んでいけることから、アスリートの意識を育て変革していくためにも活動を注力していく。

 デュアルキャリアとして現役からキャリア全体を考えるなかで、アスリートも人生全体を考えることが大切、それが強化につながるということ考え方が広がってきている

【当日ビデオメッセージコメント:スポーツ庁長官 室伏 広治】

 現在、100超える関係団体とキャリア形成支援の取り組みをサポート。

 中央競技団体の加盟増加やキャリア研修の機会拡大などアスリートのキャリアサポート支援の輪が確実に広がっている。アスリート自らがキャリアを主体的に考え、競技を通じて培った能力を社会でも発揮しアスリートの価値を社会に還元できるように取り組みを充実させていく。

SCSC会長 高橋 義雄】

【スポーツ庁長官 室伏 広治(ビデオメッセージ)】

【フォトセッション(全体)】

配信元企業:スポーツキャリアサポートコンソーシアム事務局

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