アントワーン・フークア監督がメガホンを取るマイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael(原題)』。マイケルの甥っ子であるジャファー・ジャクソンマイケル役に抜擢されたが、新たにジャクソン5のキャストが明らかになった。

【写真】マイケル・ジャクソン伝記映画、甥ジャファー・ジャクソンを抜擢

 本作は、『イコライザー』や『トレーニング デイ』で知られるアントワーン・フークアがメガホンを取り、『エイリアン:コヴェナント』や『007 スカイフォール』のジョン・ローガンが脚本を担当。フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』をヒットさせたグレアム・キングがプロデュースする。

 主人公マイケル役にジャファー・ジャクソンマイケルの幼少期には9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディ。父ジョージャクソンをコールマン・ドミンゴ、母キャサリンジャクソンをニア・ロング、弁護士のジョン・ブランカをマイルズ・テラーが演じることが明らかになっていたが、今回新たに、マイケルの4人の兄弟のキャストが発表された。

 Varietyによると、マイケル同様、活動初期と後期でそれぞれ俳優が2人ずつ起用されており、ジャーメイン・ジャクソンには、新人のジャマル・R.ヘンダーソンと『マインドハンター』のジェイデン・ハーヴィル、マーロン・ジャクソンはそれぞれ舞台俳優のトレ・ホートンとジェイレン・リンドン・ハンター、ティトは『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』のライアン・ヒルと『セイントX』のジュダ・エドワーズ、ジャッキーは『ARROW / アロー』のジョセフデイヴィッドジョーンズと『マジックに魅せられて』のナサニエル・ローガン・マッキンタイアがそれぞれ演じる。マーロンの若い頃を演じるジェイレンは、舞台『MJ:The Musical』でもマーロンを演じたほか、マイケル役の代役でもあったそう。

 『Michael』は、マイケルの財産を管理するMJエステートが参加し、楽曲を提供することから、『ボヘミアン・ラプソディ』のようなヒットと、マイケルの楽曲に再び注目が集まることが期待される。現在撮影を行っているところで、公開は2025年4月18日を予定している。

ジャクソン5 (C)AFLO