バルセロナは、シャビ・エルナンデス監督の後任としてハンジ・フリック氏の招へいに動いているようだ。2日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 チームを率いるシャビ監督自ら今シーズン終了後の退任を明言したことで、同指揮官の後任探しに着手しているバルセロナ。これまでに複数名が候補として挙がっており、昨年9月までドイツ代表の監督を務めていたハンジ・フリック氏もそのひとりだ。同氏を巡っては、スペイン語の勉強を始めたことや、バルセロナジョアン・ラポルタ会長がかねてより手腕を高く評価していたことが伝えられ、去就には注目が集まっていた。

 また、フリック氏は先日、自身の代理人をピニ・ザハヴィ氏に変更しており、そのピニ・ザハヴィ氏はラポルタ会長と深い交友関係にあると伝えられている。このような状況もあって、バルセロナの新指揮官就任の可能性がメディアでは度々取り沙汰されていた。

 そんななか、今回の報道によると、バルセロナはフリック氏に接触した模様で、クラブとフリック氏の間で具体的な協議が行われたという。また、フリック氏本人もバルセロナの新指揮官就任を前向きに検討していることが伝えられている。

 果たして、バルセロナシャビ監督の後任にフリック氏を据えることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

去就に注目が集まるハンジ・フリック氏 [写真]=Getty Images