セイント・ヴィンセントの新曲『ブロークン・マン』でデイヴ・グロールがドラムを担当した。

フー・ファイターズのジョシュ・フリーズとデイヴ・グロール、レイチェル・エクロス、マーク・ギリアナ、ケイト・ル・ボン、ジャスティン・メルダル・ジョンセン、ステラ・モグザワ、デヴィッド・ラリッケらが最新アルバムに参加しているセイント・ヴィンセントことアニークラークは、リードシングルとデイヴの素晴らしいドラムについてNMEにこう話す。

「曲の最初からじわじわ来る。曲の構成は山を登るようにどんどん大きくなっていって。この曲は3つのドラムパートがあって、最初は私がプログラミングして、次はマーク・ギリアナ、そして曲の最後の方でこれ以上はないっていう瞬間で絶対的に向こう見ずな精神でギリギリのところまで突き進んでいってるデイヴが入るの」

「これまでで最も濾過されていない」作品だとして、さらにアニーはこう声明を出している。「感情的に心が本当は何を言っているのかを知るため、1人で森の中を長い間歩くことで、辿り着くことができる場所がある」「それが真実だから生々しく、リアルに聞こえる」

2010年に逮捕された父親が刑務所から出所後に制作され、子供の頃に父親がよく聴いていたレコードからインスパイアされた2021年の『ダディーズ・ホーム』に続く7枚目のアルバム『オール・ボーン・スクリーミング』は来月26日に発売予定となっており、現在先行シングル『ブロークン・マン』は各種ストリーミング・サービスでダウンロードが可能だ。

セイント・ヴィンセント インタビュー「70年代ダウンタウン・ニューヨークと、ダディとの絆を描いた新作アルバム」 Interview / 03 06 2021

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