ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ監督が、モンツァ戦を振り返った。2日、イタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 ローマ1月16日ジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表し、新監督にはクラブの“レジェンド”であるデ・ロッシ氏を招へい。デ・ロッシ監督就任後、ここまでリーグ戦6試合で5勝1敗と好調を維持している中、セリエA第27節でモンツァ戦を迎えた。

 試合は、38分にロレンツォ・ペッレグリーニがゴールを決めて先制に成功すると、42分にロメル・ルカク、63分にはパウロ・ディバラが得点を記録し、リードを3点に広げた。続けて試合終了間際の82分にはレアンドロ・パレデスがダメ押し弾をマーク。その5分後に相手に1点を返されたものの、4-1で勝利を収めた。

 この勝利で、デ・ロッシ監督就任から7試合で6勝目を挙げたローマ。勝ち点を「47」まで伸ばし暫定5位に浮上した。デ・ロッシ監督は試合後、「今日は、前回の試合よりも良いプレーができた。このチームは私が望んでいることを理解してくれている。選手たちはボールがなくても走って、コミットし、動かなければならないことを知っている」と手応えを口にした。

 続けて、チームが好調を維持している要因について尋ねられると、「私が就任する前からチームは団結していた。私は何もしていない。このチームは素晴らしい結果を残し、2年連続で欧州カップ戦の決勝へ進んだんだ。結束がなければ不可能なことだ。私はまず人間として、その次に監督として仕事をしていくつもりだ。自分の意見を言う時は正直に、率直に言うように努めている」と自身が心掛けていることを明かした。

モンツァ戦を振り返ったデ・ロッシ監督 [写真]=Getty Images