ナポリフランチェスコ・カルツォーナ監督がユベントス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

3日、セリエA第27節でナポリスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナユベントスを迎えた。

2位のユベントスに挑む形となるナポリ。昨季の王者でありながら、今季は迷走を続けている中での大一番となった。

試合は43分にクヴィチャ・クワラツヘリアのゴールで先制すると、そのままリードを保っていたが、81分にフェデリコ・キエーザに得点を許してしまい追いつかれることに。引き分けに終わる可能性もあったなか、88分にジャコモ・ラスパドーリが値千金の勝ち越しゴール。2-1で勝利し、リーグ戦連勝を果たした。

就任後は負けなしで今季のセリエAでは9月以来の連勝を収めたナポリ。カルツォーナ監督は、チームのパフォーマンスを称え、改善に努めている結果の勝利だとした。

「この成功をとても嬉しく思う。成長を望むチームを見た。我々は正しい道を進んでいるが、明らかにまだ改善すべき点はたくさんある。特定の試合に勝つことが、技術的、精神的な観点の両方から重要なシグナルを送ることは明らかだ」

「私に大きな平穏を与えてくれるのは、秩序正しい結束力のあるチームを見ることだ。我々は進歩を目指して毎日働き、常に最善を尽くしている」

「今夜、我々は自分たちをうまく表現できたが、場合によってはあまりに不毛なボールポゼッションをしてしまった。それは気に入らなかった。我々はより強い決意を持ち、もっと縦に仕掛ける必要がある」

「前半の終わりには熱意と信念を持って試合に臨む準備ができている選手がいたことがわかった。そして、ピッチ上の選手たちは全力を尽くしていた。これらの兆候は、我々が最高の状態で取り組んでいることを示している」

ユベントスはリアクションがよく、同点に追いついた後に勝ちに来るのが上手かった。私は選手たちに落ち着いてプレーし、彼らのクオリティを示すように言った。奇跡は10日で起こるものではないので、自分たちのアイデンティティを見つけようとするチームの功績は称賛に値する」



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