ナポリジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)の将来について、父親が言及した。イタリアカルチョメルカート』が伝えた。

2022年夏にジョージアのディナモ・バトゥミからナポリへ加わり、1年目からセンセーショナルな活躍を見せたクワラツヘリア。セリエA制覇を果たした昨シーズンとは違い、今シーズンはチーム全体が苦戦を強いられているが、それでもここまで公式戦35試合9ゴール6アシストと奮闘を続けている。

この23歳に対しては、左ウイング補強を目指すバルセロナなど複数のビッグクラブが関心を寄せているが、引き留めたいナポリ2027年6月までの契約延長を打診。しかし、クワラツヘリア側が700万ユーロ(約11億4000万円)の年俸を求めているのに対し、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長の提示額が400万ユーロ(約6億5000万円)前後だったことから、交渉の停滞が報じられていた。

そんな中、クワラツヘリアの父であるバドリ氏が『Radio TV Serie A』でナポリと息子の関係についてコメント。クラブへの感謝を伝えながら、残留の可能性の方が高いことを示唆した。

「彼を歓迎し、サッカー選手としてだけでなく、人間としても評価してくれたイタリアナポリに感謝している」

「将来、ナポリに残るかどうかを選択できるのは彼だけであり、私は彼のあらゆる決断を尊重する」

「私の考えとしては、彼はナポリのシャツを着続ける決断をするだろう」

その後、3日に行われたセリエA第27節ユベントス戦で先制のボレーシュートを叩き込み、勝利に貢献したクワラツヘリア。ゴールセレブレーション中には胸や地面を指差しており、これがナポリ残留の意思を示すメッセージだったとも考えられている。

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