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1月中旬、都心の公園で『相棒』ロケ中の水谷豊寺脇康文

お馴染みの続編ものから繊細な恋愛模様を描いたドラマなど、多種多様な作品が目白押しだった冬ドラマ。そんな今期のドラマも、最終回が近づいている。

そこで本誌は、「最終回まで見たい、もしくは最後まで見てよかった冬ドラマ」について、アンケートを行った(~2月28日)。

第3位に選ばれたのは、『相棒season22』(テレビ朝日系)。

シリーズ22作目を迎えた今作も、前シリーズから引き続き、水谷豊(71)演じる杉下右京寺脇康文(62)演じる初代・五代目相棒の亀山薫警視庁を舞台に次々と難題事件を解決していく。

《定番の展開に安心感がある》(30代男性/農林漁業)《亀ちゃん(亀山薫)が戻ってきてうれしい》と、本シリーズに初期の「相棒らしさ」を感じて懐かしむ視聴者が。また、《毎回続きが気になる》(40代女性/派遣社員・契約社員)《事件を解決していく展開が見ていてわくわくする》(60代男性/会社勤務) 《毎回、右京さんの記憶力と洞察力に驚かされる》(70歳以上男性/無職)など、刑事ドラマとしての魅力に改めてハマ人も多いようだ。

第2位は3月1日最終話が放送された『おっさんずラブーリターンズー』(テレビ朝日系)。

2018年に空前のBLブームを巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』の続編で、林遣都(33)演じる牧凌太と田中圭(39)演じる春田創一の結婚後の生活を描いている。

待望の続編だけあって、《前作も映画も全部観ていた。こんな続編を待っていました》(50代女性/専業主婦)《前から気になっていた。周りにはない状況で毎回展開が気になった》(30代男性/無職)と、ファンの心を掴み続けている本作。ほかにも《大切な人を想って優しい気持ちになれる》(40代女性/専業主婦)《笑えるシーンから感動するシーンまで、いろいろな気持ちにさせてくれる》(30代女性/会社勤務)など、春田や武蔵たちに感情移入できるストーリー展開がよかったという声も。

そして第1位に選ばれたのは、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

宮藤官九郎のオリジナル脚本で、阿部サダヲ(53)演じる昭和の体育教師が令和の時代にタイムスリップしてしまい、昭和と令和の差に苦しみながらも奮闘する姿を描いている。

《くすっと笑えるシーンが多く、息抜きにピッタリ》(30代女性/専業主婦)《面白いのに泣けるところが魅力的》(20代女性/パート・アルバイト)と、宮藤官九郎作品お馴染みのストーリーに心奪われる視聴者が続出。また、《まるで自分の若いころを見ているよう。懐かしい》(70歳以上男性/派遣社員・契約社員)《過去の時代をおもしろおかしく描いていて、見ていて痛快》(50代男性/会社勤務)など、自身の過去や昭和という時代にノスタルジーを感じつつ、笑えるような展開に期待の声が多く寄せられた。

視聴者とともにラストシーンを迎えられるのは、いったいどの作品だろうか。