長打率1.429、OPS2.207と驚異の数値を残す大谷。ベッツ、フリーマンとのトリオで旋風を巻き起こしそうだ(C)Getty Images

 現地時間3月3日(日本時間4日)、ドジャース大谷翔平アリゾナグレンデールで行われたロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3打数3安打2打点の大活躍を見せた。これで今春のオープン戦の成績は7打数5安打で打率.714、1本塁打、5打点。さらに、長打率1.429、OPS2.207と驚異の数値を残しており、二刀流スターのバットは絶好調のようだ。

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 この試合では大谷のみならず、ドジャース打線の破壊力が印象的だった。初回、ムーキー・ベッツが中前へ安打を放つと、大谷、フレディフリードマンも続き、3連打で先制に成功した。“MVPトリオ”の上位打線がいきなり機能した。

 大谷が加わり、さらに厚みを増したドジャース打線。米メディアは“MVPトリオ”の破壊力に驚愕している。米スポーツ専門局『FOX Sports』は「ムーキー・ベッツ、ショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマンドジャースの上位打線で印象的なトリオを形成した」と題して記事を配信し、この試合に反応した。

 同メディアは「ドジャースの上位打線にはベッツ、オオタニ、フリーマンとかなりのトリオがいる。どの投手にとっても厳しいスタートになるだろう」と3連打で先制に成功した“MVPトリオ”に驚いた様子を示した。MLBトップクラスの実績を持つ3選手だが、スーパースターが並ぶ打線は相手投手にとって脅威になるだろう。

 また、米メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン氏は自身のXで「ベッツ、オオタニ、フリーマンのドジャースの上位打線を非常に特別なものにしているもう1つの点は、彼らは最高の選手で長打力を発揮できるが、全員が非常にバランスのとれた打者であることだ。長打も出るだろうし、このようなイニングも見られるだろう」と指摘。初回の攻撃では3選手が単打を放ち先制に成功したが、今後もこのような攻撃を見ることが多くなるかもしれない。

 開幕まで約2週間となったが、ドジャースのスーパースターたちは順調な調整ぶりを見せている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ベッツ、大谷、フリーマンの上位打線が早速機能!“MVPトリオ”の破壊力に米メディア驚愕「どの投手にとっても厳しいスタートになる」