TWICEのミニ・アルバム『With YOU-th』が1位に初登場した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 2024年2月23日にリリースされた『With YOU-th』は、昨年の3月25日付で2位に初登場した『READY TO BE』以来約1年ぶりの新作アルバムで、以下に続く5作目のTOP10入りとグループ初の首位を獲得した。

3位『Formula of Love:O+T=6位『Taste of Love』(2021年)
3位『BETWEEN 1&2』(2022年)
2位『READY TO BE』(2023年)
1位『With YOU-th』(2024年)

 『With YOU-th』は、初週(2024年2月23日2月29日)にアルバム・セールスが90,000(今週のトップ・セールス)、アルバム・ストリーミングが4,500(全6曲で633万回)、トラックによるユニットは500をそれぞれ記録して、累計95,000ユニットを獲得した。

 週間セールス90,000枚は、現時点での2024年最大の週間売上枚数で、バーンズ・アンド・ノーブル、ターゲットウォルマート、公式ウェブサイト限定版を含む14種類のCDと、ターゲット限定を含むピクチャー・ディスク仕様による3種類のアナログ盤によって売り上げが強化された。

 『With YOU-th』は一部英詞を含む韓国語をメインとしたアルバムで、主に英語以外の言語で首位を獲得した史上24作目、2024年では初の首位獲得作品となる。

 TOP5は、モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』(67,000ユニット / 5%増加)が先週の3位から2位に上昇して、初登場から2週連続で1位を獲得したカニエ・ウェスト(イェー)とタイ・ダラー・サインのコラボレーション・アルバム『Vultures 1』(64,000ユニット / 14%減少)は3位にダウン。ノア・カーンの『スティック・シーズン』(57,000ユニット / 4%減少)は4位、シザの『SOS』(47,000ユニット / 1%増加)も5位をそれぞれキープした。

 ドレイクの 『フォー・オール・ザ・ドッグス』(43,000ユニット / 1%増加)は先週の8位から6位に上昇して、テイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』(41,000ユニット / 7%減少)は6位から7位に順位を下げている。

 続いて今週8位には、LE SSERAFIMのミニ・アルバム『EASY』が初登場して、2023年5月20日付で6位を記録した『UNFORGIVEN』に続く2作目のTOP10入りを果たしている。

 『EASY』の初動ユニットは41,000で、その内訳はアルバム・セールスが34,000、アルバム・ストリーミングは7,000(全5曲で986万回)だった。『With YOU-th』同様に、本作もバーンズ・アンド・ノーブル、ターゲットウォルマート限定版を含む14種類のCDによって売り上げが強化されている。

 以下、テイラー・スウィフトの『ラヴァー』(40,000ユニット / 8%減少)は7位から9位にダウンして、21サヴェージの『アメリカン・ドリーム』(38,000ユニット / 1%増加)は10位をキープした。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは3月8日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『With YOU-th』TWICE
2位『ワン・シング・アット・ア・タイム』モーガン・ウォレン
3位『Vultures 1』カニエ・ウェスト&タイ・ダラー・サイン
4位『スティック・シーズン』ノア・カーン
5位『SOS』シザ
6位『フォー・オール・ザ・ドッグス』ドレイク
7位『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』テイラー・スウィフト
8位『EASY』LE SSERAFIM
9位『ラヴァー』テイラー・スウィフト
10位『アメリカン・ドリーム』21サヴェージ

【米ビルボード・アルバム・チャート】TWICE自身初の首位獲得、LE SSERAFIMが初登場8位