株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)は、2024年に55周年を迎えました(1969年11月23日池袋PARCO開業)。

周年のオープニングイベントとして、日本を代表するシンガーソングライター松任谷由実と、テクノ界のトップDJ・NINA KRAVIZ(ニーナ・クラヴィッツが出演する周年特別番組をDOMMUNE(渋谷パルコ9F)にて生配信いたします。プライベートでも親交のあるユーミンとニーナが、パルコ55周年を祝うプログラムの一環として、奇しくもユーミンと同じく50周年を去年迎えたばかりの渋谷PARCO(9F SUPERDOMMUNE)で再会を果たします。一夜限りの特別番組を是非お見逃しなく!

また、周年を記念したムービングロゴも公開。クリエイティブスタジオ「DIGRAPH」の深地宏昌をクリエイティブディレクターに迎え、パルコの代表的なカラーである緑・青・赤を基調とした5種類のモーショングラフィックを制作しました。

 今回の55周年オープニングイベントを皮切りに、2024年は多様な55周年イベントを予定しております。55年目を迎えたパルコのこれからに、どうぞご期待下さい。

 昨年、12月20日にデビュー50周年のファイナルとして「ユーミン乾杯!!~松任谷由実50周年コラボベストアルバム~」をリリースしたユーミンこと松任谷由実。同アルバムには、日本ポップス界のトップランナー桑田佳祐とのスペシャルコラボをはじめ、岡村靖幸くるりGLIM SPANKY小室哲哉乃木坂46YOASOBI、YONCE(Suchmos・Hedigan’s)、RHYMESTER小田和正、財津和夫と錚々たるアーティストの参加が話題になった中、異色ともいえよう、テクノ界のトップDJ・ニーナ・クラヴィッツ(*以降、ニーナと表記)の参加は、多方面から大きな注目が寄せられた。

 このコラボの発端は、松任谷由実が2018年にプライベートでベルリンを訪れた際に立ち寄った現地のクラブで、ハード・テクノを体感したことから始まる。その時、知り合った共通の関係者を介してニーナの存在を知り、ユーミン自身も1999年・2003年・2007年に行ったコンサートツアー「シャングリラ」で、ロシア人のパフォーマーたちと共演していたことから、ロシア出身である彼女に親近感を感じたという。

 そして、昨年開催されたアリーナツアー「The Journey」の6月の札幌公演に、DJギグのために札幌滞在中だったニーナが、スケジュールの合間を縫って来場。終演後のバックステージで初対面を果たし、2人は即、意気投合。その後、ニーナの札幌・プレシャスホールでのギグにもユーミンが自ら足を運び、その場でコラボアルバムへの参加をオファー。

選曲はユーミンとニーナで話し合い、ニーナ自身が観たツアー「The Journey」のセットリストで最も印象に残った「春よ、来い」に決定した。

 その翌日、ニーナに東京で会ったDOMMUNEの宇川直宏も、「春よ、来い」の文化的価値や、四季の彩り豊かな日本におけるリリックの文学性などを彼女に語ったという。ニーナはこの曲に90年代Aphex Twin、Autechreを彷彿とさせる浮遊感漂うエレガントなテイストを加え、同じく90年代を代表するJ-POPとアンビエントテクノそして、ディープ・ミニマルやIDMを見事“今”に接続した。

 そんなユーミンとニーナが、PARCOの55周年を祝うこのプログラムの一環として、SUPERDOMMUNEで再会を果たす。奇しくもユーミンと同じく50周年を去年迎えたばかりの渋谷PARCO 9Fでのこのプログラムは、テクノが取り持った国際文化交流であり、番組後半はニーナ自身が「春よ、来い」のRemixを取り入れたDJ SETを披露する国境を超えたダンスサミットと化すであろう。

PARCO 55TH ANNIVERSARY PROGRAMYUMI MATSUTOYA x NINA KRAVIZ」

日時:2024年3月5日(火)20:00-23:00

出演:松任谷由実NINA KRAVIZ

司会:宇川直宏(DOMMUNE)

通訳:門井隆盛

DJ:NINA KRAVIZ plays「春よ、来い」(Nina Kraviz Remix)|BROADJ#3267

※チケットの販売は終了いたしました。

パルコ公式Instagram(@parco_official)で5組10名様を番組観覧にご招待!詳細はパルコ公式Instagramをチェック。

DOMMUNE https://www.dommune.com/

■PARCO55周年ロゴ ステートメント

日々移り変わっていく、景色。

混ざり合い多様化する、価値観。

複雑化していく、ルールと法則。

瞬く間に変容していくこの社会で、

未知なる感動を作りたい。

在りきたりと型破りが

くるりくるりと入れ替わる。

混沌とした世界の中心で、

PARCOは今日も、変革し続けていく。

■PARCO55周年ロゴ コンセプト

掲げるコンセプトは「KEEP TURNING」。

色と形を変えながら、

回転し続けるモーショングラフィックで55年を経ても、

変革し続ける PARCO の姿勢を表現しています。

■クリエイタープロフィール

深地宏昌 Hiromasa Fukaji

デザイナー/グラフィック・リサーチャー(視覚表現研究者)/DIGRAPH主宰

1990年大阪府生まれ。プロッター(ベクターデータを変換・出力する機器)を用いてデジタルとリアルの境界に生じる偶発的表現をつくり出す手法「Plotter Drawing (プロッタードローイング)」を軸に、新しいグラフィック表現の研究を行う。2023年より堀川淳一郎と共にクリエイティブスタジオ「DIGRAPH」を発足。カンヌライオンズザ・ワン・ショー、ニューヨークTDC賞、D&ADアワードなど受賞多数。

DIGRAPH(ディグラフ)

デザイナー深地宏昌とプログラマー堀川淳一郎により2023年に結成されたクリエイティブスタジオ。

「We are Computational Craftsmen」を活動コンセプトに掲げ、コンピュータを操る数理的思考力とそれを美しく具現化するクラフトマンシップとを融合させた新しい表現の研究を行う。プロッターや3Dプリンターなどのデジタルファブリケーション(コンピュータ制御によって動作する機器)を主な表現ツールとし、「コンピュテーショナルプロセス」と「手を動かす試行」の両方を大切にしながら、デジタルとフィジカルを融合させた表現の開発とその可能性の提示を目指している。

web : https://digraph.jp/

配信元企業:株式会社パルコ

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