【史上最細を実現!?】進化した書き心地がたまらなくクセになる……人気シリーズ「フリクション」に最新作登場!の画像一覧
パイロットを代表する筆記具と言えば、フリクションシリーズを思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。そんなフリクションシリーズ、昨年末の時点で、世界累計販売本数44億本以上を達成するほどの大ヒットぶりなんです。さて、この人気シリーズから、3月4日(月)に新商品が登場するとのこと。その名も『フリクションシナジーノック』を、今回は実際に使用してみました。
シリーズ史上最も細いボール径!?
こちらが今回ご紹介したい『フリクションシナジーノック』。色数は全8色、単体売りはもちろん、上の写真のようにセットでも揃えることも可能です。
この新商品の最大の特徴は、何と言っても細いボール径が登場しているでしょう。今までのシリーズの中で最も細い0.3㎜のペン先も、ラインナップの中に加わっているんだとか……!実は0.3㎜というのは、フリクションシリーズにおいては技術的に実現がかなり難しい細さなんです。なぜなら、フリクションインキは、一般的なゲルインキよりもインキの粒子が大きいから。そこで、細くても快適な書き心地を叶えるべく、今回開発されたのが「シナジーチップ」のペン先。
この「シナジーチップ」は、従来の形である「パイプチップ」「コーンチップ」のいいところを合体させたかのような、構造・形状をしています。ちなみに
「パイプチップ」はステンレスパイプの先端にくぼみをつけてボールを点で支えたような形(=なめらかな書き味を実現)
「コーンチップ」は円錐形のペン先で安定して書きやすい形(=ペン先が強く、書き出しが良い)
となっているそう。「コーンチップ」は、一般的なボールペンに使われる形状を思い出すと分かりやすいかもしれません。両者の良さを掛け合わせた「シナジーチップ」は、細書きに適した細いパイプ形状のペン先でありながら、パイプの後ろ部分を太くすることでペン先の強度を高めています。また、インキの通り道が広がることでインキの供給がスムーズになり、なめらかな筆記が可能になりました。
ペン先の細さに着目することで、0.3㎜への期待が高まりますが、そのほかにも、従来からある0.4㎜モデル、日常使いしやすい0.5㎜の用意もありますよ。好みの字幅を選ぶことができそうです。
スタイリッシュで洗練されたデザインが大人の魅力を引き立てる
まだまだ魅力はあります。そう、見た目のスタイリッシュさです。一目見たときから、従来のフリクションとは見た目が大きく違う!と驚いた人もいたのでは?今までレッドやブルーといったカラーをボディ全体で纏っていた印象が強かったので、個人的にもこの見た目にはびっくりしました。今回は、ピシッとしたお洒落なグレーで統一感に溢れていますね。落ち着いた雰囲気を感じさせるようです。先進的かつ都会的な印象。売り場でも存在感が際立ちそうです。
インキの色はクリップ部分で表現。また、後部にある消去用ラバーの色は、ボール径によって異なる仕様に。複数のボール径のペンを持ち歩いても区別がハッキリつくでしょう。
上品で引き締まったグレーカラーは、ほかの手帳や文具と組み合わせたときの馴染みもとても良いです。
実際に書いてみた
それぞれのボール径のペン先を実際に使ってみました。どれもさらさらとした書き心地。紙の上をすべるように走っていきます。
発色の良さも抜群。個人的なお気に入りは、ブルーブラックです。ブラックほど重たくなく、ブルーほどカジュアルじゃない、この絶妙な色合いは、どんなシーンでも相性が良いですよね。
ビジネスシーンでの手帳やメモ、ノートなどへの細かな文字やデザインの描画に最適だとより深く実感できました!たとえば、スケジュール帳に書き込む際、小さなマスに予定をミチッと書き込まねばいけないときがあるかと思います。そんなとき、0.3㎜は間違いなく、大活躍するでしょう。個人的な好みは、書いていることを実感できる力強さを持つ0.5㎜なのですが、シチュエーションによってボール径を使い分けたいです。
消せるボールペン『フリクションシナジーノック』
¥275(税込)
方式:クリップスライドノック式
ボール径:全3種 0.3㎜(激細)、0.4㎜(超極細)、0.5㎜(極細)
消去用ラバー:エラストマー
インキ:フリクションインキ(水性ゲルインキ) ※完全消色温度/65℃前後
インキ色:全8色 ブラック、レッド、ブルー、グリーン、ブルーブラック、オレンジ、ピンク、ライトブルー
サイズ:全長142㎜ 最大径10.5㎜
発売日:2024年3月4日(月)
販売先:全国有名文具店、百貨店および量販店
特設サイト:https://pilot-frixion-synergy.jp
日本初の試し書き専用ブースも登場!
なお、3月18日(月)からは、「試書室」が東京・代官山と大阪・梅田の蔦屋書店に設置されるそう。「試書室」とは日本初の試し書き専用の個室ボックスのこと。ここには『フリクションシナジーノック』全種類と、数種類の紙が備え付けられているため、様々な書き味を体感できちゃいます。しかも、文具好きとしても知られる放送作家の小山薫堂氏とラッパーのKREVA氏それぞれの書斎をイメージして作られたという内装も気になるところ……。機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
問い合わせ:パイロットコーポレーション お客様相談室 TEL:0120-281610
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