スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」や「グレムリン」の声優として知られるマーク・ダッドソンが死去した。64歳だった。

ゴシップサイト・TMZによると、マークは先週末に開催されたホラーイベント「ホラー・コン」のために米インディアナ州エバンズビルを訪問中、ホテルの部屋で就寝中に「大規模な心臓発作」を起こしたという。

娘のシアラは同誌で、父親はファン・コンベンションに参加するのが大好きで、「私を絶えず誇らしく感じさせてくれた」と語ったほか、 マークの代理人は「自身が触れたそれぞれのキャラクターと脚本にユニークな声と音」を加えたと故人を偲んだ。

マークは1983年、「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で甲高い声のキャラクター“サレイシャス・クラム”の声優としてハリウッドで大ブレイクし、その1年後には「グレムリン」で最も愛されている“モグワイ”役に抜擢された。

1985年ホラー映画「死霊のえじき」に出演後は、1990年の「グレムリン2 新・種・誕・生」で“モグワイ”の声を再演、2015年には「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」にも出演したほか、ビデオゲームや広告のキャラクターの声なども担当した。

映画「スター・ウォーズ」シリーズでチューバッカを演じたピーター・メイヒューを偲んで設立されたピーター・メイヒュー財団は、ソーシャルメディア上でこう綴っている。

「マーク・ダッドソンの訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。マークは純粋で面白く、彼が命を吹き込んだキャラクターは、彼が優しかったのと同様に、いつまでも象徴的な存在であり続けることでしょう。マーク、あなたが恋しいです。今までありがとうございます」