ポケモンカード

ポケモンセンターオンラインより昨年に抽選販売された「ポケモンカードゲーム Classic」。税込35,000円と非常に高価ながら応募が相次いでおり、昨年から数回にわたって追加抽選が行われたカードセットだ。

1996年に登場した「第1弾 拡張パック」のイラストカードが入っていたり、対戦に使うアイテムが新しくデザインされていたりとコレクション要素が高く、とくに初期のポケモンが好きな人にとってはたまらない商品といえる。

記者は「絶対に欲しい」と昨年6月に応募して運良く当選。すでに届いているユーザーからはだいぶ遅れて、つい先日にようやく到着したのだが…

 
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■想像以上の大きさ

ポケモンカード

まず、気になったのが「箱が想像以上にデカい」こと。昨年時点ですでに届いていたユーザーのSNS投稿を見たときも思ったが、実物を見てあらためて大きさに驚いた。写真ではわかりづらいが、手元のノートパソコンと比較するとこのような感じで、縦33.5cm×横65cmもある。

SNS上では「バカでかい荷物が届いたと思ったらポケカクラシックだった」「想像の2倍デカい」「どこにしまうか悩む」との声があがっており、多くのポケカユーザーが衝撃を受けたに違いない。

 

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■懐かしいデザインと高級感のある見た目

ポケモンカード

内容については、やはり初期デザインのものは小学校低学年だった当時を思い出して懐かしく感じた。リザードンのデザインは今見てもかっこいい。デッキケースやダメカン、大きなプレイマットも高級感がある。

ポケモンカード

カードの性能の面でいえば決して強いとはいえず、ゲーム展開は非常にゆったりとしたものになるので、ある程度ポケカに慣れている人にとっては退屈かもしれない。ただ、コレクター商品という位置付けであれば十分に納得できるものだろう。

 

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■気になる転売状況

メルカリ

ポケカを知らない人でも、レアカードの価格が高騰している話は耳にしたことがあるはず。一部のレアカードが高値で販売されているだけでなく、かつてはパックすらも手に入らない時期もあった。「転売ヤー」にとってもポケカは“おいしい商品”だ。

ただ、「ポケカクラシック」の出品状況をメルカリを見てみると、現在4日時点では定価付近で出品されているものが目立ち、すでに売り切れているものもほぼ定価で取引されていた。転売ヤーにとっては痛い状況だろう。または、転売目的ではないが、複数のアカウントで応募してすべて当たったユーザーが定価で手放しているケースも多いのかもしれない。

 

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■執筆者プロフィール

二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。

グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。

仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。

やっと届いた「ポケモンカードゲームClassic」、想像以上のデカさに衝撃 現在の転売状況は…