瀬戸康史神尾楓珠、宮世琉弥が4月にスタートする生見愛瑠主演の火曜ドラマ「誰が私と恋をした?」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)に出演することが決定。同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。記憶を失った主人公・まこと(生見)手元に残された男性用の指輪がピッタリとハマる3人は“元カレ”、“唯一の男友達”、“運命の相手”と語り、まことを翻弄(ほんろう)していく。

【写真】約4年ぶりに“火ドラ”枠に出演する瀬戸康史

■記憶を失い、前途多難な主人公の前に3人の男性が現れる

まことは、プライベートでも会社でも人に嫌われないよう、自分自身の素を見せず、悪目立ちしないように生きてきた24歳。しかし、桜の舞うある夜に事故で記憶喪失になってしまったことから人生が一変する。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまったのだ。

カバンの中にはプレゼントに贈ろうとしていた男性用の指輪が入っていたが、もちろん誰に贈ろうとしていたのか思い出すことができない。そんな前途多難なまことの前に、指輪がピッタリとはまる3人の男性が登場し、恋の四角関係が幕を開ける。

まさに自分自身ともいえる記憶を失ったヒロインが、不安と同時に“自分らしさ”から解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして本当の自分らしさを探していく。

■“元カレ”、“唯一の男友達”、“運命の相手”を演じるのは…

自らを“元カレ”と語る西公太郎を演じるのは瀬戸。2005年のデビュー以降、数々のドラマや映画、舞台に出演し、火曜ドラマへの出演は「私の家政夫ナギサさん」(2020年)以来約4年ぶりとなる。

そんな瀬戸が今作で演じる公太郎は、フラワーショップ「フルールスタイル リコレクション」の店主であり、3人の中で唯一の30代。思ったことを思ったままに言うストレートな性格だが、記憶を失くしたまことを見守る優しい一面も。まことが記憶を失う前に2人は円満に別れ、今は一番の親友だと公太郎は主張する。

また、自らを“唯一の男友達”と語るまことの同僚・朝日結生役は神尾。2015年のデビュー以降数々の話題作に出演し、「いちばんすきな花」(2023年、フジテレビ系)では主演の一人として夢を追いかける青年役を繊細に演じて注目を集めた。

神尾が演じる朝日はまことと同じ会社に勤める同期。優しく包容力もあることから“ブランケット男子”と呼ばれ、明るく真っすぐで気遣いができ、社内での人望も厚く女性社員からの人気も高い。記憶喪失となったまことを支える友人として記憶を取り戻してほしいという反面、記憶を失い生まれ変わったまことに時折切ない表情を向けることも。

そして、自らを“運命の相手”と語る板垣律は宮世が演じる。火曜ドラマへの出演は「君の花になる」(2022年)以来。近年、“君花”をはじめ話題のドラマや映画に立て続けに出演し、アーティストとしてもメジャーデビューが決定している。

今作で演じる律は、まことと運命的な出会いを果たす年下男子。その素性は謎に包まれているが、記憶を失ったまことに引かれ、猛烈にアタックを繰り返し、四角関係をかき乱していく。

瀬戸康史 コメント

台本を読んでみて、主人公をすごく応援したくなる作品だなと感じました。記憶を失ってしまって、本当の自分って何なんだろうと悩む姿は、僕自身が10代、20代のときにみんなに好かれよう、嫌われたくないといい顔をして悩んでいた当時の思い出がフラッシュバックしてきて「がんばれ!」と思いましたし、視聴者の方々も社会で生きていると、自分自身を演じるような状況も時にあると思いますので、主人公に感情移入できるのではないかなと思います。

僕が演じる西公太郎はお花屋さんで働き、まことさんの元カレ役。性格的にはすごく正直な人物で僕との共通点も多いのかなと思っています。

初共演の生見さんとのお芝居や、僕の他にも男性キャストが2人いますので、彼らと今後どう絡んでいくのか今から楽しみです。皆さんはいったい誰に恋をするでしょうか…? お楽しみに!

神尾楓珠 コメント

僕が演じる朝日はまことの会社の同僚で、まこと記憶喪失になってから、一番近くでまことを支える包容力のある優しい男友達。僕自身も、誰かのために尽くすことが好きなタイプなので、そこは共通点なのかなと思っています。

ラブコメとミステリーの2つが合わさっていて、新感覚な作品になっていると思います。どんな展開が待っているんだろうという楽しみもあって、僕自身ワクワクしています。

視聴者の皆さんにもこのドラマの世界観にどっぷりとハマっていただけると思いますので、4月のスタートを心待ちにしていただけるとうれしいです!

■宮世琉弥 コメント

僕が演じる板垣律は、まことと運命的な出会いを果たし、猛烈にアタックをしていく、人懐っこいキャラクターです。年下男子らしいかわいらしさもあって、スタッフの皆さんとこれから“律”を一緒に作り上げていくのがとても楽しみです。

この作品は、登場するキャラクターたちがそれぞれ何かしら隠していることがあって、そういった部分を探し出し、物語が進むにつれて“恋”とどうリンクしていくのか、考えながら楽しんでいただけたらうれしいです。これまでにない新しいドラマが見られると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!

(左から)瀬戸康史、生見愛瑠、神尾楓珠、宮世琉弥/ (C)TBS