冨安健洋の所属するアーセナルは4日、プレミアリーグ第27節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し6-0で大勝した。冨安はケガのため欠場している。

リーグ戦6連勝中の3位アーセナル(勝ち点58)は、快勝した前節のニューカッスル戦と同じ先発メンバーを採用。ふくらはぎのケガで直近4試合を欠場していた冨安は、この試合もベンチ外となった。

2連敗中の最下位ブレイズ(勝ち点)に対し、アーセナルは早い時間に先制する。5分、マルティネッリのパスでボックス左深くまで侵入したライスの折り返しを中央のウーデゴールが難なくゴールに流し込んだ。

幸先良く先制したアーセナルは13分、ドリブルでボックス右深くまで切り込んだサカの折り返しボーグルのオウンゴールを誘うと、その2分後にもカウンターからボックス左まで駆け上がったキヴィオルの折り返しマルティネッリがシュート。相手DFにディフレクトしたボールはそのままゴール左に吸い込まれた。

その後も攻勢を続けるアーセナルは、25分に敵陣中盤左サイドでボールを奪ったマルティネッリがアフメドジッチに倒されるも、こぼれ球を拾ったハヴァーツがボックス左からシュートを流し込み、4点目。さらに39分にも、ボックス右深くまで侵入したサカの折り返しからライスがネットを揺らし、5点リードで前半を終えた。

大量リードで後半を迎えたアーセナルは、サカを下げてファビオ・ヴィエイラを投入。すると58分、ジョルジーニョのロングパスで右サイドを抜け出したハヴァーツがトラップでボックス右まで侵入。最後は折り返しをホワイトが左足で合わせると、鋭いシュートがゴール左に突き刺さった。

さらに点差を広げたアーセナルだったが、63分にアクシデントウーデゴールのラストパスに反応したマルティネッリがダイレクトシュートを打とうとした際にアフメドジッチと交錯。このプレーで右足を痛めたマルティネッリがプレー続行不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にした。

その後、ガブリエウ・ジェズスやトーマス、トロサールらをピッチに送り出したアーセナルは、危なげない試合運びで試合クローズ。前半のゴールラッシュでブレイズに圧勝したアーセナルが、リーグ戦7連勝で上位陣を追走している。

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