Netflixの映画部門のトップに、「LEGO(R)ムービー」や「IT "それ"が見えたら、終わり。」などで知られる映画プロデューサーのダン・リンが就任することが発表された。Netflixといえば、2017年から同部門を率いてきたスコット・ステューバーが3月末に退職することが発表されていたことから、後任に注目が集まっていた。

台湾出身のダン・リンは「LEGO(R)ムービー」シリーズのほかにも、「Death Note デスノート」「IT "それ"が見えたら、終わり。」「シャーロック・ホームズ」「アラジン」「2人のローマ教皇」「ゴジラvsコング」など数多くの作品を手がけるヒットメーカーだ。実は、ジェームズ・ガン監督とピーターサフランが共同代表取締役に就任することになったDC Studiosのトップを打診されたものの、自身の制作会社ライドバック、および、非営利団体ライドバック・ライズとの契約がネックとなり頓挫した経緯がある。

一方、Netflixテッドサランドス共同代表はステューバーの後任として、ディズニーの実写部門を退職することになったショーン・ベイリーや元ドリームワークスステイシー・スナイダーらと交渉を行ったが、不調に終わっている。

ダン・リンに関しては、「2人のローマ教皇」や「アバター 伝説の少年アン」ですでにNetflixと仕事をしていることから、話はスムーズに進んだようだ。ダン・リンは4月1日から映画部門のトップに就任。チーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるベラ・バジャリアのもとで仕事をすることになる。

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https://deadline.com/2024/02/net-flix-dan-lin-scott-stuber-replacement-1235840855/

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Netflix映画部門のトップに就任するダン・リン