チェルシーのエースであり、オーストラリア女子代表のエースでもあるFWサマンサ・カーが人種差別の罪で起訴されたという。イギリスBBC』が伝えた。

2019年にチェルシーに加入して以来、128試合99ゴールを記録しているカー。FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で4度、女子FAカップで3度、リーグカップで2度の優勝を経験。チームを牽引している。

そのカーだが、2023年1月に発生した事件で起訴されることに。ロンドン警視庁が事件について説明している。

「この容疑は、2023年1月30日にトゥイッケナムでタクシー料金に関する苦情に対応していた警察官が関与した事件に関連している」

カー警察官に対して人種差別的な嫌がらせを行った罪に問われているが、4日にキングストン・アポン・テムズ裁判所で行われた弁論では容疑を否認していた。

フットボールオーストラリア(FFA/オーストラリアサッカー連盟)は今回の件に関して、「イギリスでサム・カーが関与した法的手続きを承知している」とコメント。「現在進行中の法的問題であるため、現時点ではこれ以上コメントはできない」としている。

カーは今年1月にモロッコで行われていたチェルシーのトレーニングキャンプ中に前十字じん帯を損傷し、戦線を離脱している。

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