豊田市主催の「SENTAN Maker’s Pitch」が1月30日(火)、2月6日(火)の2日間に渡り開催され、多くの方にご参加いただきました。

イベントレポート(各社登壇内容)

※各社の登壇動画、ピッチ概要を以下のとおりSENTANのHPにて掲載しております。

https://toyota-sentan.jp/information/%e4%bb%a4%e5%92%8c%ef%bc%95%e5%b9%b4%e5%ba%a6%ef%bd%93%ef%bd%85%ef%bd%8e%ef%bd%94%ef%bd%81%ef%bd%8e-makers-pitch%e3%81%ae%e9%96%8b%e5%82%ac%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%82%92%e3%82%a2%e3%83%83/

○1st DAY(テーマ:OUTSIDE ⇒ Toyota1月30日開催)

1社目 株式会社丸菱製作所

専務取締役 戸松 裕登 氏が「技術のフリマサイトASNARO(アスナロ)が目指すもの」をテーマにピッチを行いました。同社は、創業から70年を超える金属加工企業です。主要顧客一本足経営という課題を抱えており、また世の中の町工場においても同様の課題や販路拡大、未活用のリソース、事業承継問題等と様々な課題が存在します。そのような課題を解決するため、町工場同士の加工技術の売り買いが出来るフリマサイト「ASNARO」を発案しました。本ピッチでは「ASNARO」の特徴、類似サービスとの違い、今後の展望、そして日本の製造業を良くしたいという熱い想いをPRしました。

2社目 トランスミット株式会社

代表取締役 実川 大海 氏が「製造業における「攻めのDX」~生産性アップのための現場×経営~」をテーマにピッチを行いました。同社は、製造業向けのクラウド生産管理サービスを提供しているベンチャー企業です。本ピッチでは、中小企業製造現場の課題、製造現場の見える化の必要性、それらの課題を解決するため同社が展開するクラウド生産管理サービス「monit」について紹介しました。

3社目 アイクリスタル株式会社

代表取締役 高石 将輝 氏が「プロセスインフォマティクスによる製造条件の最適化」をテーマにピッチを行いました。同社は、製造業の開発、設計、製造にかかるプロセスの最適化を支援する名古屋大学発のベンチャー企業です。本ピッチでは、製造業の製造プロセスにおける最適化を行うための従来の課題、当該課題を解決するプロセスインフォマティクス、つまりアルゴリズムを用いた最低限のリソースで高度な最適化、さらにはその後のビジネス・サービス展開ついて紹介しました。

4社目 FACTORY X Inc.

CEO&Founder 神谷 喜穂 氏が「在庫を戦略的に持つことで生産性・収益性を考慮した在庫戦略モデル」をテーマにピッチを行いました。同社は、学生の頃から製造業の在庫管理に興味を持ち、研究を重ねた神谷氏が2022年に設立したベンチャー企業です。本ピッチでは、神谷氏の経歴、適正在庫を持つことの重要性・メリット、同社が提供する在庫戦略モデルの概要、さらには在庫戦略モデルを導入する前の勉強会の実施について紹介しました。

○2nd DAY(テーマ:Toyota ⇒ OUTSIDE、2月6日開催)

1社目 株式会社富士ワールド

取締役 安藤 友一 氏が「自走で車に乗り込めるアクティブな6輪電動車椅子」をテーマにピッチを行いました。同社は自動車部品の開発から量産まで手掛ける企業であり、その技術を活かし、また愛知工業大学及び豊田市との産学官連携により6輪の電動車椅子を開発しています。本ピッチでは、開発した6輪電動車椅子の長所、その長所を支えるダブルロッカーリンク機構、今後の市場の成長性ついて紹介しました。

2社目 プランエイチ株式会社

代表取締役 林 渚 氏が「愛知のひのきで作るジオデシックドームテント」をテーマにピッチを行いました。同社は、デザイン事務所ですが、ドームテントの製造及び販売も行っている企業です。現在普及している多くのドームテントはスチールパイプ製ですが、同社では国内で唯一国産ヒノキを使った木製のドームテントを販売しています。本ピッチでは、国産ヒノキを使ったジオデシックドームテントの3つの特徴、その販売実績、住宅・オフィスといった新たな活用法ついて紹介しました。

3社目 株式会社三光ライト工業所

生産技術部 大岩 篤享 氏が「次世代材料で知らぬ間にエコロジー」をテーマにピッチを行いました。同社は、プラスチック射出成形に特化したプラスチック成形企業であり、近年では、間伐材を利用した木質プラスチックを採用した自社製品の開発を積極的に行っています。本ピッチでは、環境問題や木質プラスチックを採用するに至った理由、開発した製品・特色、今後のビジョンついて紹介しました。

4社目 株式会社メック

専務取締役 白柳 貴裕 氏が「危険作業から『安全作業』へ。次世代金型反転機のご紹介」をテーマにピッチを行いました。同社は、自動車部品の試作及びプレス金型製作企業です。金型反転作業による労働災害ゼロを目指し、中小企業でも導入しやすい金型反転機を開発しました。本ピッチでは、金型反転作業の危険性、開発した金型反転機の他社にはないメリット、さらには金型反転機の意外な使用例などを紹介しました。

【「SENTAN Maker’s Pitch」実施概要】
1st DAY(テーマ:OUTSIDE ⇒ Toyota

 日  時 2024年1月30日(火)15:00~16:45
 場  所 会場参加:ものづくり創造拠点SENTAN
      Web参加:Zoom
 登壇企業 1.株式会社丸菱製作所 「技術のフリマサイトASNARO(アスナロ)が目指すもの」
      2.トランスミット株式会社 「製造業における「攻めのDX」~生産性アップのための現場×経営~」

     3.アイクリスタル株式会社 「プロセスインフォマティクスによる製造条件の最適化介」
      4.FACTORY X Inc. 「在庫を戦略的に持つことで生産性・収益性を考慮した在庫戦略モデル」

2nd DAY (テーマ:Toyota ⇒ OUTSIDE)
 日  時 2024年2月6日(火)18:00~19:45
 場  所 会場参加:JPタワー名古屋 37階
      Web参加:Zoom
 登壇企業 1.株式会社富士ワールド 「自走で車に乗り込めるアクティブな6輪電動車椅子
      2.プランエイチ株式会社「愛知のひのきで作るジオデシックドームテント
      3.株式会社三光ライト工業所 「次世代材料で知らぬ間にエコロジー
      4.株式会社メック 「危険作業から『安全作業』へ。次世代金型反転機のご紹介」

■お問合せ先

事務局:有限責任監査法人トーマツ 名古屋事務所
mail:sentan_matching@tohmatsu.co.jp

■ものづくり創造拠点SENTANについて

ものづくり企業や起業を志すものづくり団体による新たな事業展開及びイノベーション創出の促進並びに時代を担うものづくり人材の育成を図るための施設です。

施設には、アイデアを形にできる試作開発の場である「ものづくりスペース」、企業等の新たな価値を生み出す「交流スペース」などを設置しています。また、ものづくり企業の技術・経営等の課題解決を支援する「とよたイノベーションセンター」、子どものものづくり学習を支援する「ものづくりサポートセンター」を集約しており、ものづくり企業等への総合的な支援体制を整備するとともに、子どもから大人まで切れ目のない、ものづくり人材の育成を図ります。

https://toyota-sentan.jp/

配信元企業:豊田市

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