土屋太鳳、Snow Man・佐久間大介、金子ノブアキ、内田英治監督が3月5日、都内で行われた「映画『マッチング』大ヒット御礼舞台あいさつ」に登壇。大ヒットへの感謝を伝えたほか、観客からの感想にコメント。また、3月8日(金)より全国の劇場にて土屋、佐久間、金子、内田監督によるコメンタリー上映が開始されることが発表された。

【写真】シックな衣装に身を包んだ土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ

■マッチングアプリによって増えた出会いの裏に仕掛けられた恐怖を描く

同作はマッチングアプリによって増えた出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描くサスペンス・スリラー。映画「ミッドナイトスワン」(2020年)などを手がけた内田英治氏が原作・脚本・監督を務めている。

土屋が仕事は充実しているものの、恋愛には奥手なウエディングプランナー・唯島輪花を、佐久間が輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”永山吐夢を、金子が輪花に思いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山剛を演じ、杉本哲太、斉藤由貴片山萌美真飛聖、後藤剛範、片岡礼子らも出演している。

■佐久間&内田監督に土屋「なんで誘ってくれなかったんですか!」

登壇した土屋は「大ヒットのお礼をお伝えできるということは、俳優部としてこんなにうれしいことはありません」とあいさつ。佐久間は「また大好きな舞台あいさつが出来るのがうれしい」と喜びをあらわにし、「映画の暗さとは全然違う感じで、明るくいきたいと思います」と伝えた。

金子は「さっきも佐久間くんとかと話していたんですけど、我々の作ったキャラクターが皆さまの応援によってさらに成長してどんどん育っていっているなというのを、ある種親心みたいなものを作品に対して思っているひとりとしては本当にうれしくて。今日を本当に楽しみにしていました」と笑顔。

続く内田監督が「この前、さっきゅん(佐久間)さんと一緒に映画を見に行ったんですけど、ちゃんとお客さんがいっぱいいらっしゃって」と明かすと、土屋が「なんで誘ってくれなかったんですか!」とかわいくブーイング。内田監督は「順番に(一緒に)行くっていうことで」と土屋たちをなだめていた。

■上映中のポップコーンは「前半で食べ切る」とアドバイス

周囲からの感想や反響について問われると、佐久間は「今日『ラヴィット!』という番組に出ていたんですけど、麒麟の川島さんが感想を言ってくださって」と麒麟・川島明からの感想を告白。「『さっくんの役、怖すぎるだろ〜』『太鳳ちゃんがかわいそうすぎる。大丈夫だったかな?』と太鳳ちゃんを気にしていました」と回答した。

土屋は、家族と一緒に鑑賞したと言い、「ポップコーンを買ったんですけど、進まないんですよ(笑)」と思わず食べる手が止まってしまうシーンの連続だったとコメント。金子と佐久間は「最初の方で食い切るしかないですね」「前半で食べ切る」とこれから見る方へのアドバイスを送っていた。

金子は「何度も足を運んでくれている方がすごく多いと思っていて。いろんな観点から物語を楽しむことができるっていう評価をいただくので、それは本当にもう冥利(みょうり)に尽きると言いますか…」と喜びを。土屋も「感想と考察をたくさん書いてくださって」と同意し、佐久間も「最近感想をよく見るんですけど、いろんな考え方とキャラクターがどんどん膨らんで行って、そういうのもうれしいですよね」とSNSの盛り上がりに対するうれしさを伝えた。

■内田監督の冗談に「分かってるでしょ、俺の性格!」

また、舞台あいさつでは、ピックアップされた観客からの感想コメントについてキャスト・監督がトークする場面も。

「映画と役者陣が最高にマッチングしてた」という感想に、「リアルを私たちは追いかけるじゃないですか。その時の現場のリアルをちゃんと感じてくださって、届いたというのがめちゃくちゃうれしい」と笑顔を見せた土屋。

また「普段とのギャップがありすぎる佐久間くん、すごかった」との感想に、「この中では吐夢、めちゃくちゃ静かですからね(笑)」とコメントした佐久間。

内田監督から「あっち(映画の中)が本当のね…?」と冗談を言われると「今が偽っている俺かもしれないですね」と乗っかりつつ、「監督、この間一緒に飲みに行ったんだから分かってるでしょ、俺の性格!」とツッコミを入れていた。

映画「マッチング」大ヒット御礼舞台あいさつに出席した佐久間大介/※ザテレビジョン撮影