堺雅人

 堺雅人が5日、都内で行われた『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'23/第29回AMDアワード』授賞式に出席した。一般社団法人デジタルメディア協会が、優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰するアワード。堺雅人が主演を務めたTBSテレビ日曜劇場『VIVANT』が年間コンテンツ賞(優秀賞)と、大賞となる総務大臣賞を受賞した。

 優秀賞の授賞では、原作・演出を務めた福澤克雄監督が開口一番「当たって良かった。本当に心の底から思います。大変な予算をかけて、何と言っても豪華なキャストをお願いして。これでコケたら大変な事になるなと。良かったと思っています。全て堺さんの演技のおかげです」と安堵の表情を浮かべた。

 また堺は感謝の言葉を述べたあと「デジタルとは程遠い、スタッフが足でほこりを立てて、風を表現するためにそうして。全員のスタッフが足踏みをして、そのうちスタッフが砂を直接僕にかけて。デジタルと縁遠い、生きている人間の営みというか、鼓動というか、それを思い出します。ドラマ作りの基本はそこにあると思います。この賞を励みに、みんなとキャスト、スタッフ、モンゴルスタッフ、キャスト仲間です。みんなと分かち合いながら泥臭く生きていきたいと思います」と語った。