Fime Japanは、同グループのFimeフランスが、NIST(National Institute of Standards and Technology)*1 のNVLAP(National Voluntary Laboratory Accreditation Program)*2 のラボ認定を欧州では初めて、世界で3番目に取得したことを発表いたします。

https://www.fime.com/blog/news-21/post/fime-becomes-first-european-lab-accredited-by-nvlap-for-biometric-testing-471

Fimeでは、指紋認証、顔認証、手のひら静脈認証などを利用した生体認証デバイスやシステムの機能試験、セキュリティー試験を提供しています。またFimeはFIDO*3、Google (Android)、Mastercard, Visaの認証ラボであり、これらの組織が定めるテスト仕様に基づく評価を提供できるほか、ISO/IEC 19795, ISO/IEC 30107に基づく試験や、生体認証機器が実際に使用される環境を考慮したカスタマイズ試験も提供します。

今回、NISTからNVLAPのラボ認定取得をしたことで、グローバルで生体認証ソリューション性能と安全性評価のスコープおよび幅を広げ、また、日本市場の生体認証ソリューションプロバイダー様の評価効率を上げ様々な問題の解決へと導きます。

当社では、生体認証評価技術をコア技術として、以下のようなユースケースとの展開を促進しています。

●In-Car payment(車載決済) *4における本人認証技術としての生体認証

●モバイル・自動車メーカー専用アプリケーションのプロテクションの一環としての生体認証

本リリースについての詳細は Fime Japan (03-6435-8020: salesjapan@fime.com)までお問い合わせください。

*1 NIST(National Institute of Standards and Technology) アメリカ合衆国の連邦政府機関の一つで、科学技術に関連する標準についての研究などを行う機関。

*2 NVLAP(National Voluntary Laboratory Accreditation Program)は、評価機関に対して、特定の品質基準や技術基準を満たしていることを確認するプログラムです。NVLAPの認定を受けた認証機関は、国際的な信頼性を持つことが期待されます。

*3 FIDOは、Fast Identity Onlineの略で、オンラインアカウントへの安全で効果的な認証手段を提供するためのオープンスタンダード。FIDO Allianceは、この標準を推進しており、多要素認証や生体認証の標準化を進めています。

*4 In-Car paymentは、スマートフォンなどと同様に自動車そのものを決済端末として活用する仕組み。自動車に決済サービスを直接組み込むことで、ドライバーや同乗者が現金やクレジットカードを使わずにシームレスに購入や取引ができるようになるユースケース。

Fime Japanについて

Fime Japanは2013年の設立以来、クレジットカードを始めとする決済関連(EMVCo, PCI、モバイル決済関連技術等)や NFC関連技術のテストソリューションパートナーとして、各種認証試験の提供、テストツールの販売、最新技術や市場トレンドのコンサルティングの提供等を行っており、日本国内外のスマートフォンや決済ターミナル製造業のお客様から、通信事業者様まで幅広くお取引させていただいております。

詳細についてはhttps://japan.fime.com/ja/aboutusをご覧ください。

配信元企業:FIME JAPAN株式会社

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