東京ミッドタウン(港区赤坂 / 事業者代表 三井不動産株式会社)は、開業17年を迎える街の災害対応力向上に向け、停電時でも継続的かつ安定的に供給される中圧ガスによる非常用発電機(4,000kW×2台)の増設工事に着工したことをお知らせします。竣工は2026年12月を予定しています。これにより、既存の非常用発電機(3,200kW×3台)およびコージェネレーションシステム(900kW×2台)に加え、停電時でも通常時に必要とされる電力を100%供給することが可能となり、都内トップクラスの災害対応力を有する街へとグレードアップさせ、「経年優化」の街づくりを一層推進いたします。

※1 既存の非常用発電機と併用。中圧ガスが停止しない限り、電力供給を継続できる。
※2 地震発生時は安全点検の上、稼働します。

■停電時は、通常のピーク時電力100%の発電を6日間維持することが可能に
非常用発電機増設後は、6日間、オフィス・ホテル・住宅(共用部)・商業店舗へ通常時と変わらない電力を供給することができます。また、7日目以降は、オフィスナントの事業継続に可能な電力を供給することができます。(※3)

【停電時における電力供給イメージ(6日間)】

※3 現在計画中のものであり、数値は変更となる場合があります。
※4 住宅専有部は電力会社との直接契約となるため、非常用発電機による電力供給の対象外となります。

■継続的かつ安定的に供給される中圧ガスによる非常用発電機を増設
停電時でも安定的に供給される中圧ガスを用いた非常用発電機(4,000kW、12気筒)を2台導入予定です。

イメージ図(提供:株式会社IHI原動機)

【工事概要】


■東京ミッドタウンについて

東京ミッドタウン外観

「東京ミッドタウン」は、かつて防衛庁があった土地にホテル(ザ・リッツカールトン東京)、文化施設(サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHTなど)、商業店舗、オフィス、住宅、医療施設、緑地などが集約された大規模複合都市です。三井不動産グループは、時を経るごとに味わいを増し、魅力を増していく「経年優化」を街づくりの思想に掲げています。安心・安全の観点でも時代に合わせたアップデートを行い、「東京ミッドタウン」が年数を経るごとに魅力が増し、訪れる皆さまやテナント各社にとって「行きたくなる街」であり続けることを目指します。


■三井不動産グループの SDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/ 
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023年3月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
 ・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
  https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/ 
 ・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
  https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/ 
 ・「グループ生物多様性方針を策定」
  https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0413/ 

※本リリースの取り組みは、SDGs持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。

目標3  すべての人に健康と福祉を
目標9  産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11 住み続けられるまちづくりを

配信元企業:東京ミッドタウンマネジメント株式会社

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