読売ジャイアンツ・読売巨人軍

読売ジャイアンツ高橋尚成氏が、巨人の投手陣を「うまく回っている」と高評価した。

 

■巨人の台湾遠征を振り返る

高橋氏が巨人の台湾遠征2連戦を振り返った今回の動画。

同氏は阿部慎之助監督から開幕投手に指名されている戸郷翔征投手やローテーション入りが確実な山崎伊織投手、そして復活が期待される菅野智之投手の調整ぶりを評価した。

 

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■気になった投手は?

スタッフから「ほかに気になった投手はいますか?」と質問されると「後ろで投げた堀田賢慎だとか、2試合目に投げた京本。 今年もしかしたらセットアップかクローザーにいく可能性も、もしかしたらあるピッチャーなので、注目してみていました」と堀田賢慎投手と京本眞投手を挙げる。

そして「それなりに抑えていたという感じですね。京本はちょっとバタつきましたけど、そのあとにダブルプレーを取ったりとか。まあ落ち着いてたなっていう感じはする」とコメントした。

 

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■アピールできたのでは

リリーフ投手について高橋氏は「後ろで投げる人って、どんな形であれ0に抑えることがすごく重要なんですよね。もちろん内容っていうのはすごく重要かもしれないですけど、 とにかく0に抑えていく、そのことがすごく重要だと思う」と指摘。

そして「ボールボールでバタついたけど、なんとか0に抑えて切り抜けたという感じなので」などと話し、「アピールできたのではないかと思う」と堀田・京本両投手を評価した。

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■巨人投手陣を高評価

スタッフは「いろいろな投手がでてきて、ブルペン陣の層が厚くなったというのは垣間見えたのかなと思うんですが?」と指摘。

すると高橋氏は「そうですね。とくに大勢投手が怪我で出遅れているというところを考えると、こういう若手のピッチャーがどんどん出てきて、チャンスがあるのでクローザーを奪うぐらいの気持ちでやってほしい」と語る。

そして「そうすると大勢投手もウカウカできないので、帰ってきたときには、自分がすごくパフォーマンスが上がってないとダメだっていうところで、すごく良い競争ができるんじゃないかなと思いますね。良いふうに投手陣は回っているんじゃないかと思いますね」と巨人の投手陣を評価していた。

 

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■リリーフ陣が課題

2023年はチーム防御率リーグ5位だった巨人。とくにリリーフ陣が終盤に打ち込まれ、逆転されるケースが多かっただけに、改善が急務となっている。

一昨年37セーブを挙げた大勢投手は右足ふくらはぎを痛め、現在調整中。不安視する声もあるが、若手投手や移籍組、さらには外国人投手など、人材が豊富であることから、高橋氏は「良い方向に回っている」と感じているようだ。

■高橋氏が巨人投手陣を高評価

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