チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、バイエルンvsラツィオが5日に行われ、3-0でバイエルンが快勝。2戦合計スコア3-1でバイエルンがベスト8に進出した。ラツィオのMF鎌田大地は80分から出場している。

3週間前に行われた1stレグではラツィオが1-0と先勝していた一戦。

逆転でのベスト8進出を目指すバイエルンは、1stレグで退場したウパメカノが出場停止となった中、センターバックはデ・リフトダイアーが組んだ、

一方、逃げ切りを目指すラツィオはインモービレ、フェリペ・アンデルソン、ザッカーニの3トップで臨み、中盤アンカーにはベシーノが入った。

立ち上がりから人数をかけて攻め込むバイエルンがフィニッシュに繋げていく。開始6分にはサネが枠内シュートを浴びせると、14分にはショートコーナーからムシアラのミドルがGKを強襲した。

そして17分にはケインが際どいミドルシュートを浴びせると、続く24分にはルーズボールをボックス左のラファエル・ゲレイロがシュートに持ち込んだ。

守勢のラツィオは37分に先制の絶好機。しかしルイス・アルベルトのクロスに反応したインモービレのダイビングヘッドは枠を捉えきれない。

すると2分後、バイエルンが2戦合計スコアで追いつく。パブロビッチの浮き球パスをミュラーが頭で折り返しラファエル・ゲレイロがボレー。ゴール前のケインがヘッドでコースを変え、ネットを揺らした。

勢い付くバイエルンは40分に逆転のチャンス。右サイドミュラー、サネと繋いでムシアラがダイレクトで合わせるもシュートはわずかに枠の左へ。

それでも前半のうちに逆転する。追加タイム2分、CKの流れから浮き球のルーズボールをボックス右のデ・リフトがボレー。ゴール前のミュラーが頭で合わせた。

バイエルンが2-1と逆転して迎えた後半も押し込むと、54分にはムシアラがカットインシュートで、続く59分にはボックス左に侵入したラファエル・ゲレイロが際どいシュートを浴びせて3点目に迫っていった。

劣勢が続くラツィオは61分、イノモービレを諦めてカステジャノスを投入するも、バイエルンが66分に突き放す。遅攻の流れからボックス右のサネがシュート。GKプロベデルが弾いたルーズボールをケインが押し込んだ。

押せ押せのバイエルンは71分、ムシアラのスルーパスを受けたミュラーがボックス右から決定的なシュートを放てば、直後にはサネのミドルシュートで牽制。

80分に鎌田を投入したラツイオを枠内シュート0に抑えて1stレグの意趣返しを達成。5季連続ベスト8進出を決めている。

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