飛行機・機内・搭乗客

今、飛行機内で起こった身の毛もよだつ出来事が、世間の人々を仰天させている。アメリカの『People』や『FOX』が報じた。

 

■頭上から落ちてきたウジ虫

2月13日午前10時半、デルタ航空の133便がアムステルダムからミシガン州デトロイトに向けて離陸。順調に飛行していたものの、離陸から約1時間後、搭乗客の頭上にある収納棚から生きたウジ虫がポロポロと落ちてきた。

発生源はある搭乗客の手荷物だったそうで、あまりの不気味さに機内はパニック状態になり、同機はアムステルダムに引き返すことを余儀なくされた。

 

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■機内を徹底的に清掃

アムステルダムに到着後、消毒作業のために搭乗客全員が降機し、別のデトロイト行きの便に振り替えられた。問題の手荷物からは、ウジ虫の他に新聞紙に包まれた腐った魚が出てきたという。

航空会社は「133便のお客様には、機内持ち込み手荷物の梱包が不適切だったために、ご旅行が中断されたことをお詫び申し上げます」と声明を発表した。

また「機体は徹底的に清掃されました」と明かしており、手荷物の中身は別のバッグに移し替え、焼却処分されたそうだ。

 

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■「座席にウジ虫がうじゃうじゃ」

航空会社のスタッフは、全員が降機した後に持ち主の搭乗客を拘束して聞き取りを行ったが、罰金を科すなど何かしらの措置を取ったかは不明だ。

同便に搭乗していた男性は「家族でその前の席に座っており、後ろの女性が『頭にウジ虫が落ちて来た』と客室乗務員に訴えていました」と明かしている。

さらに「驚いて振り向くと、座席にウジ虫がうじゃうじゃと動いていたんです」と、恐怖体験を語った。

 

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■「想像しただけで…」

航空会社のウェブサイトには、「目的地の国の農業規制に違反しない限り、生鮮品の機内持込みは許可されている」と書かれている。

しかし世間の人々は「どうやって保安検査を通過したのか」といった疑問を抱き、「被害に遭った女性がかわいそう」と同情した。

さらに「検査の時、ウジはわいていなかったの?」「想像しただけで気持ち悪すぎる」「最低な搭乗客」など、手荷物を持ち込んだ客への批判も相次いで寄せられている。

機内頭上の収納棚からウジ虫がポロポロと… 搭乗客が恐怖体験を明かす