改札の目の前にマンションができる?

ゆめが丘駅周辺で初となる分譲マンション計画が始動

相鉄不動産とNTT都市開発は2024年3月4日相鉄いずみ野線ゆめが丘駅周辺で、初弾となる分譲マンション「グレーシアウエリス横浜ゆめが丘」を着工すると発表しました。

ゆめが丘駅は、1999(平成11)年の開業以来、駅周辺は長らく一面に畑や空き地が広がり、家屋もまばらでした。駅の乗降人員は1904人(2021年度)と、相鉄線で最下位の状況が続いています。

ただ、現在は相鉄グループが駅周辺の開発を推進しています。同社グループは「選ばれる沿線」を目指し、沿線の6か所で再開発や土地区画整理事業を進めていますが、ゆめが丘駅周辺開発は、その最後を飾るものになります。

駅周辺では、まず2024年4月に「ゆめが丘総合病院」が開業予定。さらに5月には相鉄不動産の木造賃貸住宅が竣工し、7月には大規模商業施設「ゆめが丘ソラトス」が開業します。

今回着工となる「グレーシアウエリス横浜ゆめが丘」は、駅の真正面に位置する好立地に建設されます。建物は地上10階建て延べ2万7644平方メートル、全335戸となる見込み。2024年3月に着工し、2026年1月に竣工する予定です。

相鉄不動産は、ゆめが丘エリアに分譲マンション600戸、賃貸マンション74戸のほか、戸建て住宅など、全体で約700戸の住宅を供給する方針です。

相鉄の車両(画像:写真AC)。